知識ゼロからの簿記・経理入門

千代田パートナーズ会計事務所【監修】, 弘兼憲史【著】

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎/幻冬舎
• 発売年月日: 2006/05/02
• JAN: 9784344900813

商品レビュー

2012/06/27

数ある簿記の基本書のなかで一番わかりやすいものだった。弘兼氏の深い知識と理解度がわかりやすくしているのだろう。

2011/04/17

島耕作の絵を差し込みつつ、簿記と経理の基礎について、噛み砕いて非常にわかりやすくしるされている本。
簿記の勉強前に読むと非常に入りやすいかも。

メモ
・接待交際費には限度額があり、資本金1億以下であれば、年間400万円まで損金扱い。それ以上の会社は損金となる接待交際費はない。
・同じ旅行でも内容や目的で計上科目がかわる。
　社員全員→福利厚生費、取引先がいる場合→接待交際費
　研修目的→研修費、仕事目的→旅費交通費
・小切手を利用する際には、当座預金口座を作って利用する。
・会社分析指標
　・総資本経常利益率（ROA）会社の総合力がわかる、
　　経常利益÷平均総資本　資産からいかに効率的に収益を生み出し　　ているかがわかる　理想は10％以上
　・自己資本利益率（ROE）株主としての会社成績
　　当期純利益÷平均自己資本　株主出資資本がどれだけ効率的に利　　益を生み出しているかがわかる
　・自己資本比率　会社の安定度がわかる
　　自己資本÷総資本　負債の割合がわかる。目安は30％以上理想は　　50％　成長期は例外
　・流動比率　支払い能力をチェック
　　流動資産÷流動負債　短期的な安定性　一般平均は120～130％　　理想は200％　各社の支払い能力をチェック
　・固定比率　長期安定性をチェック
　　固定資産÷自己資本　長期的な安全性　固定資産の購入をどの程　　度自己資本で賄っているのかをみる。理想は100％以下。
　・売上高経常利益率　もうける力
　　経常利益÷売上高　５％以上だと安心。
　・売上高総利益率　商品力
　　売上総利益÷売上高　製造業やサービス業は25％以上。流通業は　　20％以上が理想
　・売上高営業利益率　本業でのもうけ
　　営業利益÷売上高　製造業、サービス業は7％以上、卸売、流通　　は3％以上が理想
　・総資本回転率と回転機関　効率の良さ（収益性）
　　売上高÷平均総資本　1.5回以上が理想・高いほど資本を有効活　　用している。
　　平均総資本÷売上高　短いほど、いい。

2010/08/10

課長島耕作のイラストなどを使った簿記・経理の入門書です。本当に入門書ですが、知識ゼロから学ぶにはいいのかな？という感じです。

簿記３級のさらに基礎的な部分です。

会社法対応ではないですが、仕訳などをわかりやすく学べます。