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千の命
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2006/06/08 |
JAN | 9784062134569 |
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千の命
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
初、植松三十里。どこかで非常に好意的な書評を見かけ読むことにした本です。 江戸時代の実在の産科医・賀川玄悦を描いた作品。 幼い頃に実の母を出産で失った玄悦は、医学を志して京都に上京するも医家には受け入れられず、やむなく鍼灸・按摩師として暮らしていた。しかし、たまたま隣家の妻の出産...
初、植松三十里。どこかで非常に好意的な書評を見かけ読むことにした本です。 江戸時代の実在の産科医・賀川玄悦を描いた作品。 幼い頃に実の母を出産で失った玄悦は、医学を志して京都に上京するも医家には受け入れられず、やむなく鍼灸・按摩師として暮らしていた。しかし、たまたま隣家の妻の出産危機を救ったことから産科医として名を成していく。 主人公の、常に現場現物主義というか、妊娠に実証的に立ち向かい産科医療を発展させていく物語そのものは面白い。このあたりを絶賛している書評を良く見かけます。ただ、どうも「人」が弱い気がします。登場人物の性格付けがふらついて、読んでいてなんだか落ち着きませんでした。
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お産というのは、どれだけ大変なものか、命をかけて女は出産していたのだ、ということを知らしめてくれる本。 江戸時代中期に産科を確立した玄悦を主人公に読みやすく進んでいく。 普通の女性は、子どもは(痛みはあっても)簡単に産めるものと深刻に考えていないと思う。産婦人科で働いていた私...
お産というのは、どれだけ大変なものか、命をかけて女は出産していたのだ、ということを知らしめてくれる本。 江戸時代中期に産科を確立した玄悦を主人公に読みやすく進んでいく。 普通の女性は、子どもは(痛みはあっても)簡単に産めるものと深刻に考えていないと思う。産婦人科で働いていた私には、その考え自体が問題ではないかと感じるのだが… 異常分娩は妊婦の命まで奪うという事実。現代であっても分娩はとても危険なものなのだ。帝王切開があってもそのタイミングを誤ると命にかかわる。また胎児が損傷してしまうことも多い。 江戸時代を舞台にしたこの本から、出産に対する大変さ、それを救おうと生き悩む男たちの生き様を、少しでも感じとってくれたら、と願う。
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まだお産でたくさんの人がなくなっていた時代、胎内で亡くなった胎児を外に出す手立て ― 回生術を初めて生み出した人物、賀川玄悦。 そんな賀川玄悦の一生を、物語としてまとめた一冊。 玄悦の、医学、人々への思いに、ただ感動。 また、ただの伝記本ではなく、一人の人間としての生き様にも共...
まだお産でたくさんの人がなくなっていた時代、胎内で亡くなった胎児を外に出す手立て ― 回生術を初めて生み出した人物、賀川玄悦。 そんな賀川玄悦の一生を、物語としてまとめた一冊。 玄悦の、医学、人々への思いに、ただ感動。 また、ただの伝記本ではなく、一人の人間としての生き様にも共感を覚えた。 たくさんの人に読んでもらいたい! ・・・のだけど、刺激が強いので、出産を経験していない女性にはお勧めできないかも(^^;
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