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わらの女 創元推理文庫
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わらの女 創元推理文庫

カトリーヌアルレー【著】, 安堂信也【訳】

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わらの女 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/東京創元社
発売年月日 2006/06/30
JAN 9784488140274

わらの女

¥110

商品レビュー

3.8

27件のお客様レビュー

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2010/05/28

映画が有名ですが小説…

映画が有名ですが小説もすばらしい。大金持ちの求妻広告に応じたヒルデガルデを待っていたのは完全犯罪計画だった・・・悪女ものサスペンスで有名なアルレーですが、作品の出来はこれが突出しています。アルレーの描く悪女は情け容赦なしの究極です。他の作品はつまらなくてもこれだけは傑作です。

文庫OFF

2025/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『海外ミステリーマストリード100』より。 毎週金曜日の新聞に掲載される、救縁広告欄。安アパートで慎ましやかな食事を貪りつつ、女はついに探し求めていた絶好の機会を見つける。 「当方、莫大ナ財産アリ、、、」 お行儀よい文言に終始するでは他のアプローチに埋もれると、敢えての直球勝負。 「私は贅沢な暮らしを求めている。そのためならどんな苦労も厭わない、、、」(fukayanegi意訳) 返信を待ち侘びる日々。諦めかけたところへ来た知らせ。いよいよの対面で思いもよらない企み事に加担することへ。。。 ザ・フレンチサスペンス。 女の素性の知れない不穏さ、着々と計画を進行させる有能さの一方で不安や焦りを押し込め奮闘する人間臭さも明かしてしまう二面性が面白かった。 ただ切り返しの部分は、裏表紙のあらすじ(と途中の匂わせ)でほぼ言っちゃっているようなもの。 勿体ないと言うべきかそこではないという主張と捉えるべきか。 まあ、確かに前半の企ての部分の方がリーダビリティー高いと感じたし、終盤も構図の転換そのものよりも、え、そういう決着!?っていう突き詰めたダークさの方が印象深かった。 終盤の怒涛のごとくだだ漏れてくる負の心情の雰囲気に何となく『死の接吻』の終盤を想起させられた。 個人的には終盤が画がわりしない割にちょっと長かったかなぁと。 「わら」というワードが地味に意味深なのは嫌いじゃない。

Posted by ブクログ

2022/10/12

「カトリーヌ・アルレー」の長篇ミステリ作品『わらの女(原題:La femme de paille)』を読みました。 「ピエール・ルメートル」に続き、フランス作家の作品です。 -----story------------- ●「桜庭一樹氏」推薦――「アルレー大好きです。くるっと...

「カトリーヌ・アルレー」の長篇ミステリ作品『わらの女(原題:La femme de paille)』を読みました。 「ピエール・ルメートル」に続き、フランス作家の作品です。 -----story------------- ●「桜庭一樹氏」推薦――「アルレー大好きです。くるっと反転していくあたりが……」 ●「北川歩実氏」推薦――「巧みな心理描写も加わった物語の吸引力は抜群。」 ●「高見浩氏」推薦――「騙し、騙され……莫大な財産に目のくらんだ女の運命を冷徹に描く心理サスペンスの傑作!」 翻訳の仕事をするドイツ人女性「ヒルデガルデ」、34歳独身。 彼女は新聞の〈当方、莫大ナ資産アリ。ナルベクはんぶるく出身ノ未婚ノ方、家族係累ナク……〉という求縁広告に目をとめた。 それがすべての始まりだった。 知性と打算の生み出した見事な手紙が功を奏し、億万長者の妻の座は目前だったが、そこには思いも寄らぬ罠が待ち受けていた。 精確無比に組み立てられた完全犯罪の成就。 ミステリ史上に燦然と輝く傑作を読みやすい文字組の新版でお届けします。 解説=「新保博久」 ----------------------- 「カトリーヌ・アルレー」が1956年(昭和31年)に発表したデビュー第2作目の作品(当時の邦題は『藁の女』)で、本作品により一躍国際的な女流サスペンス作家としての地位を確立したとのこと、、、 現在でもミステリ史上に輝く傑作と呼ばれている作品なので、愉しみにして読みました。 第二次世界大戦で家族を喪い、ハンブルグで翻訳の仕事をして生計をたてている34歳の独身女性「ヒルデガルデ・マエナー」は、毎週、必ず新聞の第六面の求縁広告に目を通し、現在の生活から抜け出す機会を探っていた… そして、或る日の新聞に、遂に期待していた広告を見つけ、早速、連絡を取り、大富豪からカンヌへ招待される、、、 黄金と幸福な妻の座は目前にあるように見えたが、打算と虚栄に満ちた中年インテリ女性を待ち受けていたものは女の虚栄心を見事に逆用した時計のように正確巧緻な完全犯罪計画であった… 勧善懲悪の掟を破った問題作ですが、物語としては面白かったですね。 あとから振り返ってみれば、大富豪「カール・リッチモンド」の秘書「アントン・コルフ」の持ちかけてくる話は怪しいことだらけなのですが、、、 そうはいっても、目の前に大きなエサをぶら下げられると、冷静な判断ができなくなるんでしょうねぇ… 玉の輿を狙う「ヒルデガルデ」は、やや性悪な部分があるものの、悪女というほどの女性ではないので、途中から気の毒になっちゃいました。 途中から「ヒルデガルデ」に同情しながら読み進めていたので… ニューヨーク市警の警視「スターリング・ケイン」が「アントン・コルフ」に一泡を吹かせるような展開を期待していましたが、、、 そうはならなかったですね… だからこそ、問題作として注目を浴びて、傑作と言われているもかもしれませんね。 ミステリ好きなら読む価値アリの作品です。 以下、主な登場人物です。 「ヒルデガルデ・マエナー」  ハンブルク生まれの女性 「カール・リッチモンド」  ドイツ系アメリカ人の大富豪 「アントン・コルフ」  リッチモンドの秘書   「バーネス」  リッチモンド家の執事 「マーティン・ローマー」  アメリカ人の警部 「スターリング・ケイン」  ニューヨーク市警の警視

Posted by ブクログ