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巨眼の男 西郷隆盛(上) 新潮文庫
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巨眼の男 西郷隆盛(上) 新潮文庫

津本陽【著】

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巨眼の男 西郷隆盛(上) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2006/07/28
JAN 9784101280103

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商品レビュー

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2022/11/11

明治維新最大の功労者、西郷隆盛を扱った小説。 彼を持ち上げるでなく、どちらかというと引いた目線で書かれており、島流し編の隆盛の描写などは面白いと思った。ただ、後半の見せ場の盛り上がりにはいまひとつ欠ける。また、西南戦争編はやたらと細かい部分部分の記述に終始し、神は細部に宿るとは言...

明治維新最大の功労者、西郷隆盛を扱った小説。 彼を持ち上げるでなく、どちらかというと引いた目線で書かれており、島流し編の隆盛の描写などは面白いと思った。ただ、後半の見せ場の盛り上がりにはいまひとつ欠ける。また、西南戦争編はやたらと細かい部分部分の記述に終始し、神は細部に宿るとは言うものの、木を見て森を見ず、物語全体の勢いを殺すことにもなっている。 ある人が、西郷隆盛を扱った本にこれだ!というものが無い。と言っていたが、この本もその一つか。坂本龍馬が彼を評した言葉のように、なかなか題材としては扱いづらい人なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2012/05/06

津本陽氏独特のフィクション風の作風のため、小説としての面白さは今ひとつか。 西郷隆盛の事績を追っていく分にはいいかも。 西郷の書簡を中心に構成されているので、当時の西郷の考え方や心情が分かって、それなりに面白いのだが。 小説らしさを求める人には退屈かも。 上巻は蛤御門の変まで。

Posted by ブクログ

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