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世紀末大バザール 六月の雪
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社/東京創元社 |
発売年月日 | 2006/06/30 |
JAN | 9784488023881 |
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世紀末大バザール 六月の雪
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
第15回鮎川哲也賞佳作。とは言え、内容はガチガチの本格ではなく、大阪のウエストサイド・泉州を舞台としたユーモアタッチのハードボイルド。軽妙な語り口とユーモラスなキャラクターが愉しく、グイグイと読ませるものの、それでもやっぱり最後に疑問が残る。何故これを鮎哲賞に?
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ノストラダムスが予言した地球滅亡まであと2カ月となった5月、大阪に向かった『本多』は、偶然出会った二人組の男に仕事を紹介してもらおうと咄嗟に探偵だと言う。彼が連れて行かれたのは無計画に増築されたド派手な建物で、モールにしてアジトだというそこは『源さん』というこれまた摩訶不思議な男...
ノストラダムスが予言した地球滅亡まであと2カ月となった5月、大阪に向かった『本多』は、偶然出会った二人組の男に仕事を紹介してもらおうと咄嗟に探偵だと言う。彼が連れて行かれたのは無計画に増築されたド派手な建物で、モールにしてアジトだというそこは『源さん』というこれまた摩訶不思議な男が創ったらしい。 中学生を探す依頼を受けた本多は、オカマの美少女と共に調査に向かう先々で事件に遭遇し、次第に別方向へと発展していく。 軽妙な語り口に乗せられて読み進めていき、最後の解説を読んで「え、これって本格ミステリだったの!」と驚きました。そうか、第15回鮎川哲也賞佳作受賞作か。 まあそういや密室事件なんかあったけど、読み終わってみれば残るのが源さんの不思議な魅力でしょうか。色々な人や過去や想いを抱えたモールの賑やかさが、一抹の切なさと共に愛おしく感じられます。 色々と無茶な話ではありましたが、読ませきるだけの勢いがある作品でした。
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■大切なものを守るために、あなたなら何をしますか。1999年5月。本多巧は大阪へ向かった。偶然居合わせた二人組の悩みを解決した恩で、本多は仕事を紹介してもらう。何ができるか、と問われ「探偵だ」と答えたことから家出人を捜すことに。連れていかれた先は、増改築を繰り返した原色のモール。...
■大切なものを守るために、あなたなら何をしますか。1999年5月。本多巧は大阪へ向かった。偶然居合わせた二人組の悩みを解決した恩で、本多は仕事を紹介してもらう。何ができるか、と問われ「探偵だ」と答えたことから家出人を捜すことに。連れていかれた先は、増改築を繰り返した原色のモール。お目付け役に美少女(でもオカマ)がついたことで、俄然やる気を出す本多だが、開始早々奇妙な事件が二つも勃発!軽妙な語り口とユーモラスなキャラクターで贈る快作長編。第15回鮎川哲也賞佳作。鮎川哲也賞選考会上で物議を醸した衝撃の一作、満を持して登場。 ■■ミステリーとはいいずらい。でもテンポが良いので読みやすい。このままのノリで行くのかとおもいきや、最後の最後でほろりと泣かされます。でも、自分にはそれが理不尽というか釈然としないというか、納得できなかったので★二つ。正直、やるせない。
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