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三日月が円くなるまで 小十郎始末記
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川書店 |
発売年月日 | 2006/04/30 |
JAN | 9784048736848 |
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三日月が円くなるまで
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商品レビュー
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9件のお客様レビュー
生まれた時に身分が決まってしまう息苦しさよ。小十郎の醒めた見解が面白い。大抵の事はどうでもいいと思っているようだ。それでもお上に逆う選択はないと承知している。辛抱強くはないが無責任でもないらしい。剣に優れて男前でさわやかな若者もいいけど、江戸の町には小十郎のような若者がごろごろい...
生まれた時に身分が決まってしまう息苦しさよ。小十郎の醒めた見解が面白い。大抵の事はどうでもいいと思っているようだ。それでもお上に逆う選択はないと承知している。辛抱強くはないが無責任でもないらしい。剣に優れて男前でさわやかな若者もいいけど、江戸の町には小十郎のような若者がごろごろいたのだろうと思う。宇江佐真理は、ぶつぶつ文句を垂れながら結局は行動する人物を描くのが巧いなぁと思った。
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長期政権となった家斉の時代。元々は同じ家であった二つの藩にまつわる事件に揺り動かされる青年たち。 面子というあまりに、つまらないことで命をかけねばならない理不尽。平穏な長い時代だけに、命を張ることの、緊迫感も無くなった時代。 町家の跡取り娘と、全国の放浪の旅をする修行僧とのふれあ...
長期政権となった家斉の時代。元々は同じ家であった二つの藩にまつわる事件に揺り動かされる青年たち。 面子というあまりに、つまらないことで命をかけねばならない理不尽。平穏な長い時代だけに、命を張ることの、緊迫感も無くなった時代。 町家の跡取り娘と、全国の放浪の旅をする修行僧とのふれあい。
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こういう時代モノって 去年、篤姫を見なければ絶対に読まなかった。 篤姫サマのおかげで読書の幅が広がりましたよ。 時代モノって人情が描かれてるから、読んでて気分が良い。 人情って今の時代では浮くような言葉だけど。 ひとりの若侍が町娘に恋をしたり 藩の命令で仇討ちを...
こういう時代モノって 去年、篤姫を見なければ絶対に読まなかった。 篤姫サマのおかげで読書の幅が広がりましたよ。 時代モノって人情が描かれてるから、読んでて気分が良い。 人情って今の時代では浮くような言葉だけど。 ひとりの若侍が町娘に恋をしたり 藩の命令で仇討ちをしたりする話。 生まれた時代に、人っていうか地球上の生命は みんな翻弄されるんですね。あなうらめし。
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