東京伝説 渇いた街の怖い話 竹書房文庫

平山夢明【著】

• 販売会社／発売会社: 竹書房/竹書房
• 発売年月日: 2006/05/04
• JAN: 9784812426524

商品レビュー

2011/01/04

http://kumaniac.blog99.fc2.com/blog-entry-271.html

2010/04/13

留守中シャンプーボトルに得体の知れないものが入れられる。客が寝ている間に自殺するタクシー運転手。東南アジアの某国で案内してもらった凄まじいショー……このシリーズも８冊目になる。
内容はだいたいパターン化されてきていて、見ず知らずの人間に理由もなく襲われる話が大半。それを読んでいるだけでも他人が恐ろしくなってしまう気がする。心霊ならばそういう場所を避けるだけでも多少なりとも回避効果（気休め？）はあるのだろうけれど、人間となると……自室ですら安心できないのだから恐ろしい。それに混じって、いわゆる社会の裏側、暗部を垣間見た人間の体験談も載っているが……これがまた。

普段ホラー小説を読むのは夜が多いのだけれど、この本を夜、一人自室で読むのはどうも気が進まなかった。

2009/01/11

【目次】
この世は災厄のふきだまり
　あれ？／面接／デリバリー二題／バイト／帰宅／ゼリービーンズ／巣作り／テント／ロードショー／鰐笛／賽銭箱／ボッキ／異臭／手袋怖い／カーペット／ピエロ／待ち伏せ／ぶっかけ済／はいチーズ／クラッシュ／ハワイのお土産／ナビ／龍のネクタイ／大当たり／サンプル／ペットボトル／鏡／さわぐときけん／お見舞い／フィットネスジム／徘徊さん／マヨネーズおじさん／帰り道／ひったくり／かまいたち／「｀」／おふくろの味／跳ねて転んでまた飲んで／間違い電話／悪夢