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インドの時代 豊かさと苦悩の幕開け
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2006/07/25 |
| JAN | 9784103027515 |
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インドの時代
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1991年に経済自由化に転換したインドにも消費主義が定着し、欧米風のライフスタイルが広がっている。経済的・物質的豊かさを獲得した一方で、ストレスが増え、精神的・文化的な豊かさを模索するようになる。そのすき間を埋めるかのように、ヒンドゥー・ナショナリズムや、逆輸入でもたらされたヨガ、ニューエイジ、新興宗教が隆盛していく。80年代末から90年代前半の日本にも見られたような光景が、インドでも繰りひろげられている。 第一章の後半では、ヒンドゥー・ナショナリズム運動の(突飛な)主張や理論を紹介。 第二章では、REIKIやヴィパッサナー瞑想法、シュリー・シュリー・ラヴィ=シャンカールなどのニューエイジムーブメント、ジョージ・ハリスンもサポートしたISKCON(国際クリシュナ意識協会、「ハレー・クリシュナ」で有名)、ORM(オショー・ラジニーシ・ムーヴメント)、サイババ教団などの新興宗教団体を紹介している。ISKCONやORMははじめ、欧米のヒッピー・ブームやニューエイジ・ブームのなかで受け入れられ、インド社会ではキワモノ扱いされてきたが、現代インドでリバイバルしている。 第四章で、排他的なヒンドゥー・ナショナリズム運動にかわるものとして「多一論的宗教復興」を提唱している。多一論とは、それぞれの宗教はあくまで同じ真理に至るための道であり、アプローチが違うに過ぎないとする考え方である。 ヒンドゥー・ナショナリストの頑迷さにやるせなさを覚えた著者が、たまたま出会ったヒンドゥーの僧侶との会話をするエピソードが本書の最後に書かれている。テーマにかける情熱ゆえだろうが、しめくくりが少々クサい(笑)。
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インドを旅行しながら、長距離列車の中で読んだのでなかなかおもしろかった。現代インドが抱える問題について書かれているけれど、著者があまり年の変わらない30代半ばな事もあってか読みやすい。今までのインドのイメージとも違う、旅行して感じたインドともまた違う、インドの側面を垣間見る事が出...
インドを旅行しながら、長距離列車の中で読んだのでなかなかおもしろかった。現代インドが抱える問題について書かれているけれど、著者があまり年の変わらない30代半ばな事もあってか読みやすい。今までのインドのイメージとも違う、旅行して感じたインドともまた違う、インドの側面を垣間見る事が出来た。物質的に豊かになることが必ずしも幸せに繋がらない事は、日本人なら誰でも感じている事だろう。インドではまだほんの一部の人しか物質的には豊かではない。それでもその僅かな富を得た人達は、癒しを求めて彷徨っている。貧しい人たちは、富を得ようと必死になっている。インドを旅行して驚いたことは、アメリカへの憧れが強い事。今の日本人(少なくとも私)の目から見ると、アメリカ人の暮らしへの憧れはない。一度ある程度豊かにならないと、アメリカ的生活、物が溢れた生活がどういったものなのかはわからず、憧れの対象にしかならないのかもしれないけれど、せっかく今ある生活の価値を出来るだけ損なう事無く発展していく道があればいいなと思う。
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中流階級インド人のイメージを分かりやすく書いた本。 目からうろこという感じではないが、整理するのに役立つ。
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