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「べてるの家」から吹く風
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | いのちのことば社/いのちのことば社 |
発売年月日 | 2006/04/20 |
JAN | 9784264024361 |
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
雨宮処凛さんの著書「この国の不寛容の果てに」から、向谷地生良さんとべてるの家を知り、読んだ。読んで、何故雨宮さんが向谷地さんのことを生きづらさ界のラスボスと称していたのか理解した。彼のバイタリティーに敬服する。彼はソーシャルワーカーであり、常識でいくと個人情報は明かさないのが普通...
雨宮処凛さんの著書「この国の不寛容の果てに」から、向谷地生良さんとべてるの家を知り、読んだ。読んで、何故雨宮さんが向谷地さんのことを生きづらさ界のラスボスと称していたのか理解した。彼のバイタリティーに敬服する。彼はソーシャルワーカーであり、常識でいくと個人情報は明かさないのが普通なのだが、オープンにしていて、1日に何十件もの着信があったり、住所もオープンにしているものだから、家の中に人が入ってきたり。なかなかできることではないと思った。しかし、公私混同を掲げる彼は、支援者と支援される側の垣根を越えてべてるの家を作り、事業を展開している。そこには、精神病という言葉からイメージしていた鬱屈とした暗さ閉塞感からは程遠い、ユーモアと茶目っ気たっぷりな、生きている実感だった。私は泣いた。まるで、北の果てで、私が寄り添ってもらったような気になったのだ。障害者や、精神病と健常者との違いは何か?それを個性として、受け入れ、笑うこと。私達はそれぞれ当事者研究をするべきなのだ。そして、一人一人が自分自身を助ければいいのだ。
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読み終わった後、暖かい気持ちになった。社会福祉を学んでる自分は向谷地pswの凄さと当事者の肯定的な諦めに感涙した。「リストカッターにしておくのはもったいない。良いシェフになれるよ」「それは順調な苦労だよ」 言葉の持つ力のすごさに感動し続けた。精神障害者は私たちが日常的に感じる苦労...
読み終わった後、暖かい気持ちになった。社会福祉を学んでる自分は向谷地pswの凄さと当事者の肯定的な諦めに感涙した。「リストカッターにしておくのはもったいない。良いシェフになれるよ」「それは順調な苦労だよ」 言葉の持つ力のすごさに感動し続けた。精神障害者は私たちが日常的に感じる苦労でさえ、幸せと感じるかもしれない。そう考えると自分の苦労は幸せの象徴であると思う。 【今の自分は欠点だらけだ。しかしそれを変えることは大変難しい。じゃあ諦めて今の自分を受け入れる。今の自分も最底辺ってほど悪くないしなぁ。そう思うと気が楽になる。諦めて何が悪い。これから自分にできることから始めよう。そうすると不思議と悩んでる自分もかわいくてしょうがなくなる、好きになる。もうこれ以上落ちることがないなら笑って過ごそう。】そう思える本でした。
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読後感を一言でいえば、「ほっとした」。そういう本は他に多くない。「言葉は人となった」という聖書の言葉の受肉。 神は小さきものを選ばれる、というのはキリスト教信仰の核心。それは単なる感傷的な慰め(現実逃避)ではなく、「リアル」なもの。このリアリティに気づき、生き始めることが「回心...
読後感を一言でいえば、「ほっとした」。そういう本は他に多くない。「言葉は人となった」という聖書の言葉の受肉。 神は小さきものを選ばれる、というのはキリスト教信仰の核心。それは単なる感傷的な慰め(現実逃避)ではなく、「リアル」なもの。このリアリティに気づき、生き始めることが「回心」であるとするならば、べてるの家こそ、「真の回心者」たちによるキリスト教共同体なのかもしれない。
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