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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川書店 |
発売年月日 | 2006/06/30 |
JAN | 9784048736800 |
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
日系ブラジル人の産婦人科医津村は,国際学会で北朝鮮の医師許日好からスカウトされ,平壌で働くことを決意する。 前作の続編らしく,最初は登場人物の関係に戸惑う。実際に北朝鮮がどうなっているのかは知らないが,いかにもリアルっぽくて引き込まれる。
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独裁国家を舞台に、水面下で進行する暗殺プロジェクト。 さざ波が一筋の濁流となって襲いかかるようでした。 手に汗握るサスペンスでありながら、人間くさい心暖まる描写もあり。 後半は先を急ぐあまり人間関係などをちょっと読み飛ばしてしまいました。 前作も読んでみようと思います。
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朝鮮民主主義人民共和国を舞台とした国際物のサスペンス。フィクションではあるのだが、まず、登場する街や地方の描写にリアリティーがある。特に平壌については、建物やその配置など、レビュアーの知る限り現実と一致している。またこの国の社会構造やそこに暮らす人々の置かれた状況についても、その...
朝鮮民主主義人民共和国を舞台とした国際物のサスペンス。フィクションではあるのだが、まず、登場する街や地方の描写にリアリティーがある。特に平壌については、建物やその配置など、レビュアーの知る限り現実と一致している。またこの国の社会構造やそこに暮らす人々の置かれた状況についても、その記述には説得力がある。この、相当に「つぎ込んで」書かれた背景の中で、かなり「ぶっ飛んだ」物語が展開される。物語の担い手は、日本から別々に渡朝する5人の人物である。この5人の背景と相互の関係が物語を決定付けている。人物に関しては描写を必要最低限に押さえており、輪郭以外を読者の想像力に委ねている。主人公格の医師とサブ格の女性の淡いロマンスもあるが、その描写はあくまでも抑制的である。
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