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戦争の克服 集英社新書
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戦争の克服 集英社新書

阿部浩己, 鵜飼哲, 森巣博【著】

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戦争の克服 集英社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2006/06/21
JAN 9784087203479

戦争の克服

¥220

商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2020/10/12

アメリカの強大な権威がある現代において戦争を失くすことはとても難しいと知った。同時にそのような状況でも民衆裁判など平和に向けた動きが少しずつ芽吹いてきており、私自身も平和を希求しなにができるか常に考えることが大切なのだと重い知らされた。

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2012/02/21

この本は戦争の悲惨さはみんな知っているのに、どうして戦争はなくならないんだろう、 戦争はなくすことはできるんだろうか、という問いかけをまとめた3人の対談集。  森巣氏の投げかけに、哲学者の鵜飼氏と国際法学者の阿部氏は戦争の起源や戦争論の歴史、国際法の変遷をまとめながら、今の世の...

この本は戦争の悲惨さはみんな知っているのに、どうして戦争はなくならないんだろう、 戦争はなくすことはできるんだろうか、という問いかけをまとめた3人の対談集。  森巣氏の投げかけに、哲学者の鵜飼氏と国際法学者の阿部氏は戦争の起源や戦争論の歴史、国際法の変遷をまとめながら、今の世の中おかしいのでは?と誰もが一度はなんとなく感じていることを明快に議論しています。 あちこちに心にとどめておきたいことが満載されていたけれど、 その中でも特に印象に残ったこと。それは森須さんのひとこと。 「要するに、私は殺す側の人間になりたくないのですよ。 勝手に誰かが自分に代わって殺人をしていることにも耐えられない。・・・」 憲法ってどんな性格のものなのかということをもう一度確認させられました。

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2011/11/30

戦争と正義が直結しているという考え方。ナチスが悪いから叩きのめす。 どんなにテロリストを殺そうとも、アメリカと停戦条約を結ぶ主体は存在しない。テロ戦争の宗教的な側面。フランスでは、対テロ戦争は三十年戦争。 冷戦構造を維持する経済負担に耐えられなくなったソ連。 冷戦が終結したときに...

戦争と正義が直結しているという考え方。ナチスが悪いから叩きのめす。 どんなにテロリストを殺そうとも、アメリカと停戦条約を結ぶ主体は存在しない。テロ戦争の宗教的な側面。フランスでは、対テロ戦争は三十年戦争。 冷戦構造を維持する経済負担に耐えられなくなったソ連。 冷戦が終結したときに、正しい帝国としてアメリカが登場してきた。 アメリカは1つの国であると同時に、アメリカそのものがすでに世界。 需要を生むために戦争を起こす。イラク戦争はまさにそうだった。 今のペンタゴンは合理的に想定しうるすべての国が敵国だと言っているから、どこの国も敵になりうる。 予防戦争を予防する枠組みも出てくる。 同化しようとすれば同化できない人たちは排除される。

Posted by ブクログ