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光武帝(下) 講談社文庫
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光武帝(下) 講談社文庫

塚本青史【著】

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光武帝(下) 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2006/06/14
JAN 9784062754293

光武帝(下)

¥220

商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

「役人になるなら執金…

「役人になるなら執金吾、嫁を娶らば陰麗華」と呪文のように唱えてきた劉秀。ついに10年ごしに初恋が実り、陰麗華を夫人とします。この陰麗華、おとなしく慎ましやかな女性かと思いきや、郭聖通も真っ青というぐらいの野心家でした。「皇后ははじめは郭夫人に、皇太子は郭夫人の子に。けれど後には必...

「役人になるなら執金吾、嫁を娶らば陰麗華」と呪文のように唱えてきた劉秀。ついに10年ごしに初恋が実り、陰麗華を夫人とします。この陰麗華、おとなしく慎ましやかな女性かと思いきや、郭聖通も真っ青というぐらいの野心家でした。「皇后ははじめは郭夫人に、皇太子は郭夫人の子に。けれど後には必ず私の生む皇子を皇太子に」。皇太子の廃嫡は漢代にはよくあったこととはいえ…。げに女は恐ろしい。この作品は劉秀が即位し、洛陽に都を定め、赤眉の主力を崩壊させた所で終わっていますが、馬援将軍の南方遠征など劉秀の即位後の治世も見てみたか

文庫OFF

2012/09/03

文庫で3巻は長かった。が、これが中国の歴史小説の特徴なんだから仕方なし。 昨年は「項羽と劉邦」全3巻(司馬遼太郎)を読了した。こちらは漢(前漢)を読んだ。劉邦が激しい戦いに勝利をしていかに漢を興隆したかのストーリー。 今回はその前漢が滅び、王莽が新朝を建国したところからストーリー...

文庫で3巻は長かった。が、これが中国の歴史小説の特徴なんだから仕方なし。 昨年は「項羽と劉邦」全3巻(司馬遼太郎)を読了した。こちらは漢(前漢)を読んだ。劉邦が激しい戦いに勝利をしていかに漢を興隆したかのストーリー。 今回はその前漢が滅び、王莽が新朝を建国したところからストーリーが始まる。劉秀(のちの光武帝)の若い時代から即位するまでの一連の歴史が描かれている。 驚いたのはその争いのきっかけが酒蔵のお母さんである呂母が、息子をあらぬ罪で殺害された仕返しを県令に行ったのがことであること。 また当時の武器の様子や、曲芸団や運輸業者が兵器の移送に関与していたことなど、西暦20年ごろとしては驚くほどの進化が見て取れる。(卑弥呼が出る200年も前!) この後漢は三国志の時代に滅びることとなるが、こちらは読了しているので、次に読みたい中国歴史小説は随や唐の時代かな。そのあたりの小説があったら教えて欲しいです。

Posted by ブクログ

2012/03/14

最終巻 結構順風に進んでいく 史実だから仕方ないか? 蓬莱(日本)を目指す脇役(力士都など)が日本人作者の作品か 中国史にしては少し地味かもしれない

Posted by ブクログ

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