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マイケル・K ちくま文庫
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マイケル・K ちくま文庫

J.M.クッツェー【著】, くぼたのぞみ【訳】

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マイケル・K ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2006/08/11
JAN 9784480422514

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商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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2024/04/14

途中から難しかったので正しく理解できたか分からない。 南アフリカで恵まれない境遇に生まれ育ったマイケルが、状況に適合できずにさらに状況を悪くしていく。でも、自分のことは自分ができるところまでは何とかしたい、とはいえどうにもならなくなっても施しやおせっかいは受けたくないという、強さ...

途中から難しかったので正しく理解できたか分からない。 南アフリカで恵まれない境遇に生まれ育ったマイケルが、状況に適合できずにさらに状況を悪くしていく。でも、自分のことは自分ができるところまでは何とかしたい、とはいえどうにもならなくなっても施しやおせっかいは受けたくないという、強さなのかヤケクソなのか希望なのか分からないようなある意味ポジティブな感情を持ち合わせているように感じた。 三章に別れているが、一章が179ページ、二章が60ページ、三章が19ページと、非常にバランスが偏っている。 一章はマイケルがついに限界を迎えるまでの物語で、ここは普通に読める。 物語の舞台が何年頃かは記述がないが、本が出版されたのは1983年で直前にはローデシア紛争が起こっていて、物語内で進行中の戦争はそれではないかと思われる。 二章はマイケルを受け入れたキャンプの医師に視点が変わる。ここでは主に「マイケルの理解できなさ」が中心になっているようだが、急に文章が長くなり、つながりも分かりにくく、一文一文の意味も取りづらくなってくる。 三章は再びマイケルの視点に戻るが、文章はやはり難しい。 何となく自分なりの世界の理解の仕方を見つけて、自分なりの希望を持てたような終わり方ではある。

Posted by ブクログ

2023/12/26

口唇裂をもって生まれ、子ども時代を施設で過ごし庭園で働いていたマイケル・K。彼は貧困と内戦に蝕まれる都市から脱出し、病んだ母親を手製の車いすに乗せて、彼女が幼年期を過ごしたという地方の農場を目指すが… 病院や福祉制度、収容所にとらえられては脱け出すマイケルは、生存の限界へと自らの...

口唇裂をもって生まれ、子ども時代を施設で過ごし庭園で働いていたマイケル・K。彼は貧困と内戦に蝕まれる都市から脱出し、病んだ母親を手製の車いすに乗せて、彼女が幼年期を過ごしたという地方の農場を目指すが… 病院や福祉制度、収容所にとらえられては脱け出すマイケルは、生存の限界へと自らの身体を追い詰めながら、他者からの支配を逃れるという一点を譲らない。文中にはいくどか「恥ずかしさ」という文言が現れるが、もしもガーデナーである彼がこの世界における自分の生のありように恥を覚えずにいられないのだとしたら、なぜこのわたしは、こうもたやすく他者からの支配を受け入れながら、恥を感じずに生きていられるのかという問いにとらわれる。反アパルトヘイト文学という枠をはるかに超えて支配と尊厳を問う。

Posted by ブクログ

2019/01/30

ブッカー賞、訳:くぼたのぞみ、原書名:LIFE&TIMES OF MICHAEL K(Coetzee,J.M.)

Posted by ブクログ

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