1,800円以上の注文で送料無料

迷宮世界 SF名作コレクション18
  • 中古
  • 書籍
  • 児童書

迷宮世界 SF名作コレクション18

福島正実【作】, 寺澤昭【絵】

追加する に追加する

迷宮世界 SF名作コレクション18

定価 ¥1,650

605 定価より1,045円(63%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩崎書店/岩崎書店
発売年月日 2006/09/01
JAN 9784265046683

迷宮世界

¥605

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/06/02

 私が読んだのはコレじゃなく30年近く前にポプラ社から出ていた前の版で、話そのものは同じだがイラストレーターが別の人だった。 表紙の美少女に惹かれて読んだのだが、当時11歳だったのに30歳近いオッサン主人公に対してものの見事に感情移入してしまった。 それは要するに作中のヒロインに...

 私が読んだのはコレじゃなく30年近く前にポプラ社から出ていた前の版で、話そのものは同じだがイラストレーターが別の人だった。 表紙の美少女に惹かれて読んだのだが、当時11歳だったのに30歳近いオッサン主人公に対してものの見事に感情移入してしまった。 それは要するに作中のヒロインに対し「恋をしてしまった」のである。(ちなみにヒロインも推定年齢20歳前後)  舞台は1967年のカナダ・モントリオール万博。 3年後の大阪万博を成功させるために送り込まれた青年・滝田勇作はパビリオンの一つ「迷宮館(ラビュリントス)」を訪れた。 コンパニオンの少女マリー・デケイルゥの操作するエレベーターに間違って乗ってしまった彼は別次元の並行世界に迷い込んでしまう。  そこは第二次世界大戦で日独が勝利したと言う…まぁよくある世界なのだが、そこでは連合国側のレジスタンスが占領軍と激しい戦いを繰り広げていた。 実はマリーはこの世界から送り込まれたレジスタンスのスパイだったのだが、追っ手を逃れて共に行動するうちに二人の間に愛情が芽生える。 九死に一生を得て元の世界に戻った二人だが、事態は思わぬ方向へ展開しつつあった。  子供向けの本だからか所々に矛盾やツッコみ所があるのだが、「並行世界ラブロマンス」という設定は今日のライトノベルでは掃いて捨てるほど使い古されていると思う。 つまり30年前に読んだ時はとても新しかったのだが、それ以上にイラストが魅力的だった事は認めよう。 旧版を紛失した今になっても新装版を買う気が起きないのはそのためである。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品