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在日の耐えられない軽さ 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2006/08/25 |
JAN | 9784121018618 |
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在日の耐えられない軽さ
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
著者自身の若い頃のこと、両親きょうだいのことが書かれている。「在日」ということに煩悶しながら生きていたご自身の若い頃。外に向かって激しく生きた父と妹。内に向かって寡黙に生きた母と兄。在日であるがためか性向のためか、それぞれ厳しい人生を歩んできたのだなあと思った。 こんなタイトルだ...
著者自身の若い頃のこと、両親きょうだいのことが書かれている。「在日」ということに煩悶しながら生きていたご自身の若い頃。外に向かって激しく生きた父と妹。内に向かって寡黙に生きた母と兄。在日であるがためか性向のためか、それぞれ厳しい人生を歩んできたのだなあと思った。 こんなタイトルだけど、著者は「一世が戦前から日本に住んでいる特別永住者たちはどんどん日本国籍を取得して、日本人として生きていけばいい」(p.179)、「在日たちはもう祖国との関係を清算していい。韓国籍から離れたほうが韓国人とのつきあいも透明で公平なものになるだろう」なんて述べているので、在日であることを軽く考えたほうがいいという立場だよね。たぶん同じようなことから、外国籍であることを理由に都の管理職試験を拒否され提訴した妹の主張を痛烈に批判もしている。 私はついつい自分の出自や民族を大切に生きることがいいことだと思ってきたし、特に望まずして来日したり生き延びるために来日し日本で暮らしてきた朝鮮半島の人たちが自分たちのルーツを大切にしたり主張することはいいこと、そうすべきだと思ってきたからそうでない著者の主張は驚いた。確かに自分の思ってきたことはある意味、盲目的な思い込みだったかもしれない。かといって、やっぱり自分のルーツにはこだわっていいんじゃないのとも思う。このことは自分のなかでもっと考えていきたい。
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昨今の韓国との確執から在日の書くモノを読んでみようと借りた。 とくに日本への恨みつらみは書いてはいない。 著者はそういう在日ではなく帰化もしている。 その著者にしても50〜60年代の差別の話は書いている。しかしなぜ差別されるようになったのかは考察の他なのか、それとも書くに及ばなかったのか、一切記述されていない。 因みに著者の妹は都庁だかの公務員で管理職になれないかどうかで裁判起こして負けた挙句に、日本に来るな、とのたまわった御仁である。ニュースにもなったなぁ。
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『自身在日であった(現在は帰化したため日本人)鄭先生の本。 在日の「甘え」を痛烈に批判する内容。 私が在日論でまともに読んだのはこの本だけというまったくの素人だが、その私にはすごく説得力があり、一貫しているように思われた。 』
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