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補給戦 何が勝敗を決定するのか 中公文庫
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補給戦 何が勝敗を決定するのか 中公文庫

マーチン・ファンクレフェルト(著者), 佐藤佐三郎(訳者)

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補給戦 何が勝敗を決定するのか 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/中央公論新社
発売年月日 2006/05/22
JAN 9784122046900

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2026/09/06

30年戦争から第二次世界大戦までの西欧の兵站術を追った本である。 か細い兵站で多くの死者を出した旧日本軍の歴史を知っていれば、ヨーロッパの兵站術の変遷は興味の尽きないものである。 近代になれば後顧の憂いのない戦いができているのかと思っだが、いつの時代も補給は悩ましい問題で、現...

30年戦争から第二次世界大戦までの西欧の兵站術を追った本である。 か細い兵站で多くの死者を出した旧日本軍の歴史を知っていれば、ヨーロッパの兵站術の変遷は興味の尽きないものである。 近代になれば後顧の憂いのない戦いができているのかと思っだが、いつの時代も補給は悩ましい問題で、現地調達が重要であったことが分かる。 ヴァレンシュタインの軍税制度、ル・テリエ、ルーヴォワの軍需品倉庫制度倉庫の確立、ナポレオンの大規模な輸送隊の組織化、鉄道の出現とプロシャ・大モルトケの補給制度の拡充・・・時代が進み、制度や輸送技術が充実しても、戦時は常に至る所で不足が起こるのが分かる。 「戦争のプロは兵站を語る」と言われるが、結論には「勝敗を決定したのは(兵站)計画を無視し、その場で計画を実施し、危険を冒すだけの積極性があるかないか」ということが明言されている。 兵站は常に重要だが、戦争の勝敗はそれだけでないのである。

Posted by ブクログ

2024/12/26

表題にあるように戦争の結果を決定づける兵站。 その兵站という観点で古くは16世紀の中世戦争から、ナポレオンの戦争、普仏戦争、そして第一次世界大戦、第二次世界大戦まで戦争の推移と共に解説している。 おそらく一般の読者を想定しているわけでなく、戦史研究の歴者学者か軍人を対象に書かれ...

表題にあるように戦争の結果を決定づける兵站。 その兵站という観点で古くは16世紀の中世戦争から、ナポレオンの戦争、普仏戦争、そして第一次世界大戦、第二次世界大戦まで戦争の推移と共に解説している。 おそらく一般の読者を想定しているわけでなく、戦史研究の歴者学者か軍人を対象に書かれているのだろう。 戦争の推移や背景は事前知識としては付いていけないうえ、細かい数字の羅列が続くうえに、著者の強い主張が所々入ってくるので、中々頭に入ってこない。 しかしながら兵站上の問題が如何に大きな問題を引き起こすかはよく分かった。 結局、兵站上で戦略に影響を及ぼすほど大きな被害を受けなかったのはWW2の連合軍ぐらいっだたようだ。 以下、知って意外だった事。 ・中世~近世の戦争では現地略奪が主だった。 ・軍が移動していれば補給の問題は起こりにくいが、包囲戦などで止まるとたちま干上がる。 ・第一次大戦以前の補給は食料と飼葉程度で弾薬や武器自体は携行で事足りた。 ・鉄道時代以前は常に輸送用馬の飼葉問題で兵站が破綻していた。 ・近代戦では攻撃部隊の速度に補給が付いていけず、また補給量が多いとたちまち渋滞し機能停止してしまう。 などなど。こう思うと戦う人のみならず現地人にとっても戦争に巻き込まれることは餓死と隣り合わせの地獄な事がわかり、やはり戦争は恐ろしい。

Posted by ブクログ

2024/02/14

三十年戦争から第二次大戦まで、18世紀以降の主要なヨーロッパでの戦争や、名将として評価されるヨーロッパの軍人らのいくさの仕方を、兵站や補給から再検証する一冊。教科書的に戦史を知ってるだけだったので、全てにおいてこれまでの理解を覆された。 古い時代の戦争の補給で重要だったのは食料や...

三十年戦争から第二次大戦まで、18世紀以降の主要なヨーロッパでの戦争や、名将として評価されるヨーロッパの軍人らのいくさの仕方を、兵站や補給から再検証する一冊。教科書的に戦史を知ってるだけだったので、全てにおいてこれまでの理解を覆された。 古い時代の戦争の補給で重要だったのは食料や馬の餌で、銃砲の弾は携行品で賄えたとか、鉄道は戦闘初期の兵力移動では役に立つものの、補給の面でみると十分に機能しないこともあったとか、なるほどという内容が多い。十分に理解できていないのでまた読み直したい。 基本的にヨーロッパが事例として出てくるので、三国時代の中国とか、日露戦争とか、太平洋戦争とか、東アジアの補給戦も気になってくる。

Posted by ブクログ

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