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言の葉摘み
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言の葉摘み

宮沢和史【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2006/08/25
JAN 9784103013716

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商品レビュー

3.4

6件のお客様レビュー

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2016/07/08

宮沢和史さんの思考回路やどういったことを見ているのかが知りたくて読んでみました。 彼の本質や、考え方がわかったのでとても満足しています。

Posted by ブクログ

2011/10/13

 THE BOOMのボーカリスト、宮沢和史氏のエッセイ集。ミュージシャンらしく「言葉」がテーマだ。  「男は女に永遠に借りがある。なぜなら、この世の全ての男は女性から生まれてきたのだから」など、すごく印象的な言葉が多く出てくるので、一つ一つを読み逃さないようにしっかり読みたい。...

 THE BOOMのボーカリスト、宮沢和史氏のエッセイ集。ミュージシャンらしく「言葉」がテーマだ。  「男は女に永遠に借りがある。なぜなら、この世の全ての男は女性から生まれてきたのだから」など、すごく印象的な言葉が多く出てくるので、一つ一つを読み逃さないようにしっかり読みたい。  沖縄人としてはやっぱり、宮沢氏は「『島唄』を作った人」としてのイメージが一番強い。あの曲が沖縄の人の心に深く刻まれ、多くの人にカバーされ、やがて世界中に広がっていったのはまさに音楽の持つ力を示したものだろう。地元に密着したものだろうが、いい音楽はどこにいってもいいのだ。  このエッセイ集でも沖縄の話題が頻繁に登場する。本当に沖縄が好きなのだなあと思ったし、沖縄と向き合う際のその真摯な態度には心底感動する。桜坂劇場の話題も登場。僕もよく行くので、こういう身近な場所が出てくるのは嬉しい。  …それにしても、恥ずかしながらこのエッセイ集を読んで初めて理解したのだけど、『島唄』はガマで自決した二人の絶望を描いた歌だったのだな。あのどこか物悲しい歌詞にはそんな意味があったのか。言葉って本当に偉大だと思う。  他にも宮沢氏の趣味の釣りの話や、ツアー先での出来事などいろいろな話が登場するが、全て印象的な「言葉」を通じて書かれており、そしてそれらが描き出す大きなテーマは「旅」である。  様々な場所を旅する宮沢氏。そしてその土地土地で言葉を見つけていく。世界中を旅していきながらも、言葉で人々とつながっていける。もちろん言葉で断絶する事もある。でもだからこそ言葉を大切にしたい。  僕がこの本の中で一番印象に残っているのは、宮沢氏が紹介しているミュージシャン・どんと氏の書いた歌詞。  「いつだって 君の顔/世界一 ほんとにきれいだよ」  こんなふうに言葉は人を幸せにできる。  宮沢氏はその鋭敏な感性で言葉を紡ぎだしていく。僕たちはただ受け止めることしかできないが、せめてしっかりと意味を味わいたい。  …しかし宮沢氏の、本を買ったらカバーをすぐ外してしまうという癖は僕には理解できません!

Posted by ブクログ

2009/12/05

偶然と偶然が重なり、引き寄せられた一冊。 The BOOMのフロントマンが記したエッセイ集で、僕の物差し・生き方に影響を与えられた良書。 著者はあとがきで「言葉とは人と人とが理解しあうために生まれてきたはずであるが、言葉ほど人の心を惑わすものはない」と述べているのだが、全く...

偶然と偶然が重なり、引き寄せられた一冊。 The BOOMのフロントマンが記したエッセイ集で、僕の物差し・生き方に影響を与えられた良書。 著者はあとがきで「言葉とは人と人とが理解しあうために生まれてきたはずであるが、言葉ほど人の心を惑わすものはない」と述べているのだが、全くその通りだと思った。 人生の路頭で右往左往している迷い人に自分の進む道を教え、その最初の重い重い一歩を後ろから支えてくれる。もちろん答えや正しい道なんか無いのも伝えてくれる。

Posted by ブクログ

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