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買えない味
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2006/05/15 |
| JAN | 9784480816467 |
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買えない味
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商品レビュー
3.6
19件のお客様レビュー
家でのちょっとしたことを思い浮かべながら、ゆるゆると読んではにやりとして。 これから自分も、昔のことをこんなふうに思い出すことあるなぁと思いながら読み終えました。 少しノスタルジックな気分になりつつ、大きめの蒸籠が欲しくなりました。
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平松洋子さん、ファンです(^-^) 「買えない味」、2006.5発行です。キレのある「食」のエッセイです!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
実に気持ちの良いエッセイだった。 「味」というから、食材や料理の紹介かと思ったが、主に道具類に纏わる話が多かった。 箸置き、土鍋、鉄瓶、布巾、晒し、etc. etc... 使い込めば使い込むほど味わいが増す。これが、著者の道具選びの肝じゃないだろうか。 使っては水洗い、布巾で水気を拭って幾星霜、うっすら下地の木目の浮き出てくる漆の器。さび止めの白カビが浮かぶまで何度も何度も沸騰、乾燥を繰り返す鉄瓶。 道具への愛着が滲み出る、まっつぐまっとうな好エッセイ。そんな愛情の籠った道具で供される料理も、勿論、味わい深いに違いない。 気風のいい語り口に加え、本書は、擬音語擬態語の類が目についた。というか、耳についた。 箸置きを置く音、「ぱちん」とか、漆を柔らかな布巾で「きゅっきゅっ」と拭き上げ、鉄瓶に対してステンレスのケトルはで沸かす湯は、テンレスに弾ける音が「ちりちりと不機嫌そうだ」と言う。 味覚のみならず聴覚も気持ちよい。 またさらに、それらの道具類、食材の写真が2か所にまとめて掲載されていて見ても楽しめる。 味覚、聴覚に加え視覚でも味わえる、なかなか贅沢な一冊(「指」という章では「そうか、指も舌なのだった!」と触覚にも触れている)。 「身土不二」ー 身体と自然環境は分かつことができないという言葉が紹介されているが、日本料理の数々は、いろんな感覚と不可分ということが良くわかる好著だ。
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