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聞き屋与平 江戸夜咄草
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聞き屋与平 江戸夜咄草

宇江佐真理【著】

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聞き屋与平 江戸夜咄草

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2006/05/26
JAN 9784087748109

聞き屋与平

¥110

商品レビュー

3.7

11件のお客様レビュー

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2019/12/31

与平の家族のできごとと共に、聞き屋に来る人の問わず語りが織り込まれる。最近、疲れ気味なので、しみじみと年末に読むにはちょうどよいお話でした。

Posted by ブクログ

2019/02/06

薬種屋「仁寿堂」は、父親が長く番頭をやっていた店だった。前の当主が遊びに走り、店を省みなくなっていつ潰れてもおかしくはなかった。そんな折の貰い火の火事だった。仁寿堂は全焼、なけなしの金が入った財布を取りに戻った当主は火に巻かれて焼け死んだ。 父親と与平は二代に渡って、当主の妻か...

薬種屋「仁寿堂」は、父親が長く番頭をやっていた店だった。前の当主が遊びに走り、店を省みなくなっていつ潰れてもおかしくはなかった。そんな折の貰い火の火事だった。仁寿堂は全焼、なけなしの金が入った財布を取りに戻った当主は火に巻かれて焼け死んだ。 父親と与平は二代に渡って、当主の妻から店名を譲り受け死に物狂いで立て直した。 息子たちに店を譲り隠居となった与平は「聞き屋」を始める。占いではないので、答えを出すのではなくただ話を聞いてやるのだった。 そんな与平に悪い噂のある岡っ引きの長兵衛や、夜鷹や、誰にも相手をされない人、誰かに話を聞いてもらいたい人など、繁盛とは言えないがポツリポツリと客がくるのであった。 与平の周りの人々を中心に、話が進む。誰にも言えない、言わなかった闇を与平も持っているのであった。

Posted by ブクログ

2018/10/24

しみじみした時代物でした。代金は志だけの聞き屋稼業を隠居後の仕事にしている与平、人それぞれに単に聞いて欲しいだけの何かがあり与平は淡々と聞いてあげるだけの 言わば歩く懺悔室を続ける。そしてやはり与平自身も言うに言えない事実を抱える身だったことが明らかになるけど亡くなった後を与平の...

しみじみした時代物でした。代金は志だけの聞き屋稼業を隠居後の仕事にしている与平、人それぞれに単に聞いて欲しいだけの何かがあり与平は淡々と聞いてあげるだけの 言わば歩く懺悔室を続ける。そしてやはり与平自身も言うに言えない事実を抱える身だったことが明らかになるけど亡くなった後を与平の内儀が引き継いで行く♪

Posted by ブクログ

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