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戦闘美少女の精神分析 ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2006/05/10 |
| JAN | 9784480422163 |

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戦闘美少女の精神分析
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商品レビュー
3.3
41件のお客様レビュー
日本のアニメには、何…
日本のアニメには、何故「戦闘美少女」が多いのか。研究書というよりも読み物として面白いです。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
戦闘美少女の精神分析 は、 2000年前後のオタク文化研究において、 ? かなり決定的だった本 です。 著者の斎藤環は、 単に「アニメ好き」を論じたのではなく、 ? 「なぜ日本では“可憐な少女”が戦うのか」 を、 精神分析・セクシュアリティ・オタク文化から読み解こうとした。 本書の核心は、 ? 「戦闘美少女」は、 単なるキャラクター属性ではない という点。 つまり、 美少女戦士セーラームーン 新世紀エヴァンゲリオン 風の谷のナウシカ などに現れる ? 「無垢で可憐なのに戦う少女」 は、 日本独自の想像力ではないか、 という問題提起。 特に面白いのは、 西洋型ヒロインとの比較。 海外の“戦う女性”って、 マッチョ アマゾネス型 男性的強さ へ寄りやすい。 でも日本の戦闘美少女は、 ? 「少女性を保ったまま戦う」 んですよね。 ここを、 斎藤環はかなり執拗に分析している。 また本書は、 ? 「おたく論」 としても重要。 当時まだ、 「オタク」はかなりネガティブに見られていた時代。 その中で本書は、 ? 「なぜ虚構へ強く没入するのか」 を、 精神分析的に説明しようとしている。 団長がずっと関心を持っている、 推し文化 キャラクター愛 虚構への接続 キャラOS の、 かなり源流側にある本ですね。 特に印象的なのは、 ? 「オタクは虚構を虚構として理解しつつ愛している」 という視点。 つまり、 現実逃避だけではない “虚構性の自覚”を持ったまま没入する という整理。 これ、 今の VTuber ソシャゲ 推し文化 にもかなり繋がっています。 一方で、 本書はかなり癖が強い。 理由は明確で、 ? ラカン派精神分析 を大量に使うから。 なので、 ファルス ヒステリー 欲望構造 など、 専門用語がかなり多い。 正直、 読みやすい本ではないです。 また、 2000年前後の本なので、 現在の ソシャゲ文化 SNS時代 VTuber AIキャラクター までは当然入っていない。 でも逆に言うと、 ? 「現在の推し文化の原型」 を考えるには、 かなり重要。 団長の視点だと、 特に重要なのは、 ? 「戦闘美少女」が、 単なる性的消費ではなく、 ? 「日本型救済幻想」 でもあった、 という部分かもしれません。 つまり、 守られるだけではない 世界を背負う 苦しみを引き受ける でも少女性は維持する という、 かなり特殊な存在。 これは、 魔法少女 エヴァ以後 ノベルゲーム ソシャゲヒロイン にも繋がっていく。 個人的には、 ? 「オタク研究本」 というより、 ? 「日本のキャラクター文化OSを解析した本」 として読むと、 かなり面白い一冊でした。
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本棚にあったので読了。 『戦闘少女』というある種対極的のような2つを組み合わせ、文化として楽しんでいるのは確かに特異的であり不思議なもの・変態なものだと見られても仕方のないことだなと読んでいて感じた。一部例外はあるが海外では女性が闘う場合、あくまでフェミニズム的な観点から語られる...
本棚にあったので読了。 『戦闘少女』というある種対極的のような2つを組み合わせ、文化として楽しんでいるのは確かに特異的であり不思議なもの・変態なものだと見られても仕方のないことだなと読んでいて感じた。一部例外はあるが海外では女性が闘う場合、あくまでフェミニズム的な観点から語られることが多いためそういった点でもか弱い少女が闘うという異常さを探ることが出来て良かったと思う。
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