戦闘美少女の精神分析 の商品レビュー
日本のアニメには、何…
日本のアニメには、何故「戦闘美少女」が多いのか。研究書というよりも読み物として面白いです。
文庫OFF
本棚にあったので読了。 『戦闘少女』というある種対極的のような2つを組み合わせ、文化として楽しんでいるのは確かに特異的であり不思議なもの・変態なものだと見られても仕方のないことだなと読んでいて感じた。一部例外はあるが海外では女性が闘う場合、あくまでフェミニズム的な観点から語られる...
本棚にあったので読了。 『戦闘少女』というある種対極的のような2つを組み合わせ、文化として楽しんでいるのは確かに特異的であり不思議なもの・変態なものだと見られても仕方のないことだなと読んでいて感じた。一部例外はあるが海外では女性が闘う場合、あくまでフェミニズム的な観点から語られることが多いためそういった点でもか弱い少女が闘うという異常さを探ることが出来て良かったと思う。
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20年以上前に書かれた「オタク解読本」。 しかし、内容自体は今読んでも面白い。特にヘンリー・ダーガーと絡めた話は納得できる内容だ。 また、オタクの美少女キャラへの距離感を端的に表した『おたくたるもの、キャラクターへの偶像視は芸風の範囲内でスマートにこなるべきものなのだ。』という文...
20年以上前に書かれた「オタク解読本」。 しかし、内容自体は今読んでも面白い。特にヘンリー・ダーガーと絡めた話は納得できる内容だ。 また、オタクの美少女キャラへの距離感を端的に表した『おたくたるもの、キャラクターへの偶像視は芸風の範囲内でスマートにこなるべきものなのだ。』という文はオタクなら一発で理解できるが、これが理解できないがために非オタクに性的搾取とか言われるんだろーなと思った。 現在だと出せないタイプの本かなとも思う。理由はオタク人口が増えすぎて大まかな精神分析が成り立たないこと。そういう意味でも一読の価値はまだあるのではないかと思う。
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単行本が2000年刊行、文庫化が2006年ということで、テーマとしても論考としても、まだまだ「ぬかるみ」の領域を出ていない感がある(そのことを解説で東浩紀も指摘している)。アーカイブ的に「こんな意見があった」という読み方にとどめておくのが良いか。
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精神科医 斎藤環氏によるオタク分析論です。数あるオタク論に関する書籍の中でも初期に発表されたものです。タイトルには「戦闘美少女」とありますが、あくまで二次元の美少女を愛する事のできるオタクについて精神分析しています。さすがに2000年に書かれたものなので、オタクや二次元作品への認...
精神科医 斎藤環氏によるオタク分析論です。数あるオタク論に関する書籍の中でも初期に発表されたものです。タイトルには「戦闘美少女」とありますが、あくまで二次元の美少女を愛する事のできるオタクについて精神分析しています。さすがに2000年に書かれたものなので、オタクや二次元作品への認識なども含め状況が変わった部分が多いので、オタク分析の古典として読むのが良いと思います。単行本の時の表紙の方が攻めててかっこよかったのにな。
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正直精神分析がよく分からなくて、後半はさっぱりだった 前半はネタとしては面白いけど後半とのつながりがいまいち分からなかった 何となく萌えは一種禅の境地か胡蝶の夢の様に思えた ただ途中の戦闘美少女が巫女的な存在で、異界を宿すがゆえにどこか空虚で、かつ特殊な力があるというのは成る程と思った
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すごく納得できるところもあったし、それはどうかなあという部分もあった。納得できたのは、ファリック・ガールズの生成理由(虚構に性を持ちこむことで生じるリアリティの演出と、その性を当事者として、また俯瞰した姿勢の両方で楽しむオタクの嗜好性)と、オタクの「熱狂」がどこか冷めている理由。 あと、マニアとオタクの違い。(マニアは物質を愛し、オタクは虚構を愛す) ファリック・ガールズたちは何故戦うか? という疑問には、ちょっと濁した答えになってるなーと思った。あとがきの人も言ってるけど。 じゃあ戦闘美少女がなぜ戦うか? というと、個人的には、彼女たちという虚構が、敵という現実に虐げられるために戦うのかなあと思う。で、オタクはその客観性でもって、そのさまを楽しんでいるのかなと。
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[ 内容 ] ナウシカ、セーラームーン、綾波レイ…日本の漫画・アニメには「戦う少女」のイメージが溢れている。 筋肉質なアマゾネス系女戦士とは全く異なり、「トラウマ」を持たない可憐で無垢な戦闘美少女。 この特殊な存在は、果たして日本文化のみに見られる現象なのか。 彼女たち「ファリッ...
[ 内容 ] ナウシカ、セーラームーン、綾波レイ…日本の漫画・アニメには「戦う少女」のイメージが溢れている。 筋肉質なアマゾネス系女戦士とは全く異なり、「トラウマ」を持たない可憐で無垢な戦闘美少女。 この特殊な存在は、果たして日本文化のみに見られる現象なのか。 彼女たち「ファリック・ガールズ」の特性と、それを愛好する「おたく」の心理的特性を、セクシュアリティの視角から徹底的に分析する。 [ 目次 ] 第1章 「おたく」の精神病理 第2章 「おたく」からの手紙 第3章 海外戦闘美少女事情 第4章 ヘンリー・ダーガーの奇妙な王国 第5章 戦闘美少女の系譜 第6章 ファリック・ガールズが生成する [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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積読をようやく消化 ファリック・マザーとファリック・ガールズの対比はおもしろかった それ以外は正直よくわからんかった ラカンなどを勉強してから読み直す
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難しかった。結論部分と思われる第六章が特に一読しただけでは意味をとりきれない記述が多く、苦労しました。斉藤先生もこの本を書いたのはまだ作家として駆け出しの頃で、ちょっと難しく書きすぎた、今ならもうちょっと分かりやすく書けるよ、と言っておりました。笑 西欧との比較文化論的に読んでも...
難しかった。結論部分と思われる第六章が特に一読しただけでは意味をとりきれない記述が多く、苦労しました。斉藤先生もこの本を書いたのはまだ作家として駆け出しの頃で、ちょっと難しく書きすぎた、今ならもうちょっと分かりやすく書けるよ、と言っておりました。笑 西欧との比較文化論的に読んでも面白いと思います。
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