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ブス論 ちくま文庫
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ブス論 ちくま文庫

大塚ひかり【著】

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ブス論 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2005/07/10
JAN 9784480420923

ブス論

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商品レビュー

4

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2017/01/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

2005(底本2001)年刊。かぐや姫のごとく絶世の美女への求婚譚から始まった日本文学は、源氏物語では末摘花のように決して美形でない女性でも源氏から求められる具合に変遷した、しかし、その後は…。「醜女」という観点から、平安文学、中世、そして江戸期の文芸までを批評し、女性の地位変遷まで炙り出そうとする意欲作。表紙の阿亀(お多福)の面のインパクトが強すぎるが、内容は平易かつ伝わりやすい文体で記述されているので、読みやすい。所々、著者の本音(美人好きな男性に対する怜悧な目)が垣間見れ、くすくす笑いながら読める。

Posted by ブクログ

2013/06/06

古典文学に登場するブスなどに関しての解説が細かく、ブスと関わる様々なものに対する考察も深くて、とても面白い本だった。古典文学における醜美というのはとても重要であることは知らなかったので、そのような観点からの文学考察はとても興味深かった。現代でも見た目で判断される時代が続いており、...

古典文学に登場するブスなどに関しての解説が細かく、ブスと関わる様々なものに対する考察も深くて、とても面白い本だった。古典文学における醜美というのはとても重要であることは知らなかったので、そのような観点からの文学考察はとても興味深かった。現代でも見た目で判断される時代が続いており、昔の日本と比較して、今の日本はあまり変わっていないように感じた

Posted by ブクログ

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