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ボルヘスとわたし 自撰短篇集 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:アレフ. バラ色の街角の男. アル・ムターシムを求めて. 円環の廃墟. 死とコンパス. ダデオ・イシドロ・クルスの生涯(1829-74). 二人の王様と二つの迷宮. 死んだ男. もうひとつの死. 自分の迷宮で死んだアベンハカーン・エル・ボハリー. 入口の男. 肝魂信仰. 囚われ人. ボルヘスとわたし. 創造者. じゃま者. 不死の人びと. めぐり合い. ペドロ・サルバドーレス. ロセンド・フワレスの物語. 自伝風エッセー:家族と幼年時代. ほか. 著者注釈:アレフ. ほか |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2003/01/08 |
JAN | 9784480037954 |
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ボルヘスとわたし
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《目次》 ◇I ボルヘスとわたし ・ アレフ ・ バラ色の街角の男 ・ アル・ムターシムを求めて ・ 円環の廃墟 ・ 死とコンパス ・ タデオ・イシドロ・クルスの生涯(1829-74) ・ 二人の王様と二つの迷宮 ・ 死んだ男 ・ もうひとつの死 ・ 自分の迷宮で死んだアベンハカ...
《目次》 ◇I ボルヘスとわたし ・ アレフ ・ バラ色の街角の男 ・ アル・ムターシムを求めて ・ 円環の廃墟 ・ 死とコンパス ・ タデオ・イシドロ・クルスの生涯(1829-74) ・ 二人の王様と二つの迷宮 ・ 死んだ男 ・ もうひとつの死 ・ 自分の迷宮で死んだアベンハカーン・エル・ボハリー ・ 入口の男 ・ 肝魂信仰 ・ 囚われ人 ・ ボルヘスとわたし ・ 創造者 ・ じゃま者 ・ 不死の人びと ・ めぐり合い ・ ペドロ・サルバドーレス ・ ロセンド・フワレスの物語 ◇II 自伝風エッセー ◇III 著者注釈
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エーコの『薔薇の名前』が世界最高峰の同人作品だとすれば、その原作は何であるか、名著が様々挙げられると思いますが、私は、ボルヘスの例の短編であると勝手に推測しています。読んだきっかけは『薔薇の名前』の某登場人物の名前がボルヘスの名をとってつけられたということを知って。自薦の短編集だ...
エーコの『薔薇の名前』が世界最高峰の同人作品だとすれば、その原作は何であるか、名著が様々挙げられると思いますが、私は、ボルヘスの例の短編であると勝手に推測しています。読んだきっかけは『薔薇の名前』の某登場人物の名前がボルヘスの名をとってつけられたということを知って。自薦の短編集だけあって、秀逸。
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ボルヘス自編の短編集。本人の解説付きなので割りと分かりやすい。テーマもボルヘスお気に入りの物が多い。探していた相手(または対立相手)が実は自分自身だった、鏡、迷宮、ミステリー、南部の男たちの話。 しかし私のお気に入り「八岐の園」がないのが不満だ..。 === 【アレフ】 この世...
ボルヘス自編の短編集。本人の解説付きなので割りと分かりやすい。テーマもボルヘスお気に入りの物が多い。探していた相手(または対立相手)が実は自分自身だった、鏡、迷宮、ミステリー、南部の男たちの話。 しかし私のお気に入り「八岐の園」がないのが不満だ..。 === 【アレフ】 この世のあらゆる場所が同時並列する場所、アレフ。そしてそれを背景にした男の嫉妬 【バラ色の街角の男】 ボルヘス主要テーマである南部の荒くれ男の物語。一応ミステリー仕立て。最後の一文で殺人の犯人が浮かび上がる。 【アル・ムターシムを求めて】 「一人の男が絶対的存在を求める」という小説「アル・ムターシムを求めて」の解説文、という形式をとり、「探していた存在が実は自分であった」というテーマの小説。 ボルヘス作品では、元小説は存在しないのにあるものとして解説だけ書くというのもよくある手口。 【タデオ・イシドロ・クルスの生涯】 人が決定的に自分の正体を見抜いてしまう一瞬を描写した作品 【死んだ男】 奪われるために全てを与えられた男の話。 【もう一つの死】 自分の行動を恥じ続けた男が、死に際して過去を死に直した話。 いわゆるタイムパラドックスというようなものを哲学や宗教論から語った作品。 【二人の王と二つの迷宮】 バビロニアの王が作った無数の階段や扉や壁の錯綜した青銅の迷宮に迷ったアラビアの王は、上るべき階段も押し開けねばならぬ扉も果てしなく続く回廊も行く手を阻む壁もない迷宮、すなわち砂漠を示す。 千夜一夜物語のような作品を書きたかった、という短編。 【敷居の男】 失踪した市政官を探しに来た主人公が迷い込んだインドの街。人々の言葉を辿り、付いた家で起きた出来事。そして事実を話しながら言葉の煙幕で主人公を留めた敷居の男。
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