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悪魔の霊酒(上) ちくま文庫
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悪魔の霊酒(上) ちくま文庫

エルンスト・テーオドール・アマデーウスホフマン【著】, 深田甫【訳】

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悪魔の霊酒(上) ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2006/04/10
JAN 9784480422071

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商品レビュー

4.8

4件のお客様レビュー

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2010/01/24

234年前の1776年1月24日にドイツで生まれた小説家・作曲家・画家・法律家・音楽評論家。 現在ではクライストなどと並ぶドイツロマン派を代表する幻想文学の傑物として世評高い人。 たとえばラヴクラフトを知るきっかけは紀田順一郎だったのか、翻訳者の平井呈一だったのか、それとも荒...

234年前の1776年1月24日にドイツで生まれた小説家・作曲家・画家・法律家・音楽評論家。 現在ではクライストなどと並ぶドイツロマン派を代表する幻想文学の傑物として世評高い人。 たとえばラヴクラフトを知るきっかけは紀田順一郎だったのか、翻訳者の平井呈一だったのか、それとも荒俣宏だったのか、まさか江戸川乱歩では、それが今となっては定かではないのですが、ことホフマンに関しては明確にはっきりとしているのです。 それは逢坂剛なのですが、彼がエッセイや書評で語る独逸浪漫派への愛やこだわりを聞いていて、どうしても無視できなくなってしまい、私も創土社のホフマン全集・全10巻、いえ、正確には9巻を手に入れてしまって、最終巻の10巻『評論・書簡・日記・評伝』を待ち焦がれている身です。 ちなみにこの全集の中で本書は『悪魔の霊液』というタイトルですが、翻訳者は同じ人で深田甫です。9巻は、いま営為翻訳中ということでお待ちしています。 さて本書は、修道士のメダルデゥスが禁断の悪魔が聖アントニウスの誘惑に使ったという霊酒を飲んでしまった

Posted by ブクログ

2009/01/18

作者のE.T.A.ホフマンは「くるみ割り人形」を書いた人 背徳の焼けつくような愉しみと、報いから逃げに逃げる犯罪小説でもある。 デスノート?ロス疑惑の(故)三浦被告?を髣髴させる。

Posted by ブクログ

2007/04/23

悪魔の霊酒を口にした主人公が数々の奇怪な出来事に巻き込まれる、幻想・怪奇小説。文体も雰囲気が出ており、より話を盛り上げる。主人公にまつわる先祖からの数奇な運命というクライマックスは意外。ヒロインと道化役の人物造形が素敵。

Posted by ブクログ

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