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「武士道」解題 ノーブレス・オブリージュとは 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館/小学館 |
発売年月日 | 2006/05/01 |
JAN | 9784094057928 |
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「武士道」解題
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商品レビュー
4.5
10件のお客様レビュー
裏表紙 「日本人よ、やまとごころを取り戻せ」ー。 二〇〇〇年に総統職を退いて民間人になった後も、その発言や行動が注目されてきた台湾の哲人。 本書は、その李登輝が日本の現状を憂い、「指導者」たるべきものの心構えを「ノーブレス・オブリージュ」をキーワードに説いた作品である。 テキ...
裏表紙 「日本人よ、やまとごころを取り戻せ」ー。 二〇〇〇年に総統職を退いて民間人になった後も、その発言や行動が注目されてきた台湾の哲人。 本書は、その李登輝が日本の現状を憂い、「指導者」たるべきものの心構えを「ノーブレス・オブリージュ」をキーワードに説いた作品である。 テキストは、新渡戸稲造の『武士道』。 欧米では、宗教教育なくして道徳なしといわれるが、日本では武士道が指導者たちの道徳規範だった。 日本精神の真髄を、戰前日本の教養教育を受けて育った著者が、古今東西の哲学知識を総動員して解題する。 解説・田原総一朗 本書は、同盟の単行本(二〇〇三年四月、小学館刊)を文庫化した作品です。
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「武士道」解題 ノーブレス・オブリージュとは 著:李 登輝 紙版 小学館文庫 台湾で日本人の一人として育ち、帝国軍人として終戦を迎えた、日本人以上に日本人らしい、台湾の李登輝総統の、日本人へ向けた応援の書が本書です。 本書の結論は、日本人よ自信を持て、日本人よ、「武士道」を忘...
「武士道」解題 ノーブレス・オブリージュとは 著:李 登輝 紙版 小学館文庫 台湾で日本人の一人として育ち、帝国軍人として終戦を迎えた、日本人以上に日本人らしい、台湾の李登輝総統の、日本人へ向けた応援の書が本書です。 本書の結論は、日本人よ自信を持て、日本人よ、「武士道」を忘れるな です 日本人の心は、大和心という 本居宣長 敷島の大和心を人間はば、朝日に匂ふ山桜花 この 大和心こそ、日本人が、最も誇りに思うべき普遍的真理であり、人類社会がいま直面している危機状況を乗り切っていくために、絶対に必要不可欠な精神的指針なのではないでしょうか 吉田松陰 かくすればかくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂 気になったのは、以下です 日本の教育を重視した書 善の研究 西田幾太郎 武士道 新渡戸稲造 鈴木大拙 禅と日本文化 教行信証 親鸞 百田百三 愛と認識との出発、出家とその弟子 カント 純粋理性批判、実践理性批判、判断力批判 外来の文化を巧みに取り入れながら、結局のところは、自家薬籠のものとして自分にとってより便利で都合のいいものに作り変えていく このような新しい文化の創り方というのは、私は一国の成長・発展という未来への道にとって、非常に大切なものだと思っているのです 他人のためではなく、克己、すなわち、自分に克つため 人格主義:世界観、および、価値観の中心に人格という概念を据える思想のこと Be honest! 正直であれ 結局、唯物主義や、功利主義、享楽主義などというものは、すべて人生の価値の否定につながっていく 山中鹿之介 憂き事のなほこの上に積れかし 限りある身の力ためさん 死を知ることによって、生をどう生きるかという問題意識を持つことが何より大切なのです 陽明学の知行合一、知ること、と、実行すること、とは本来2つには分けられないという言葉です 実践重視、体験重視の立場をとりました 孟子 仁は人の心なり、義は人の路なり 論語 義を見てなさざるは勇なきなり いったん緩急あるときの、勇気や、誠に必要なのは、平静、すなわち、心の落ち着きだ 孟子 天下心服せずして王たる者はいまだこれあらざるなり 中庸 仁は人なり 仁が人を生み、人が仁を生む 菅原道真 東風吹かば、匂ひおこせよ梅の花、主なしとて春なわすれそ 孔子 徳、孤ならず、必ず隣あり 目次 はじめに -いま、なぜ「武士道」か? 第1部 日本的教育と私 第1章 世界に目を開いてくれた先哲の教え 第2章 新渡戸稲造との出会い 第3章 新渡戸稲造、国際人への旅立ち 第2部 『武士道』を読む 第1章 道徳体系としての武士道 第2章 武士道の淵源 第3章 義 第4章 勇・敢為堅忍の精神 第5章 仁・惻隠の心 第6章 礼 第7章 誠 第8章 名誉 第9章 忠義 第10章 武士の教育および訓練 第11章 克己 第12章 自殺および復仇の制度 第13章 刀・武士の魂 第14章 婦人の教育および地域 第15章 武士道の感化 第16章 武士道はなお生くるか 第17章 武士道の将来 あとがき 参考・引用文献 付 慶応大学三田祭・幻の講演原稿 日本人の精神 解説 田原総一朗 ISBN:9784094057928 出版社:小学館 判型:文庫 ページ数:352ページ 定価:600円(本体) 2006年05月01日初版第1刷発行
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こういう人が日本にも出て欲しいと思う。頭がいいのは当然ながら、ノーブレス・オブリージュを本気で進めた人だと思う。義・勇・仁・礼・誠。昔の人はこれらの文字が意味するところを懸命に考え、筋の通った行動を取ったのだと思う。もちろん昔と今では状況の複雑さが違うが、だからといって物事の基準...
こういう人が日本にも出て欲しいと思う。頭がいいのは当然ながら、ノーブレス・オブリージュを本気で進めた人だと思う。義・勇・仁・礼・誠。昔の人はこれらの文字が意味するところを懸命に考え、筋の通った行動を取ったのだと思う。もちろん昔と今では状況の複雑さが違うが、だからといって物事の基準、行動の規範がブレてしまってもイイ、という訳ではないし、複雑だからこそ基本がしっかりしていることが求められると思う。理屈ではなく、そうあるべきもの、という世界。それを宗教というのかどうか分からないが、どちらが正しいかとなった時に基準になるべき考え方はあってもいいんじゃないか。最近はそういう考え方をせず、自分にとって都合が良いか悪いかだけで動く人が多い気がする。李登輝もそういう日本が心配になったのだろう。
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