霧積温泉殺人事件 講談社文庫

吉村達也【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社/講談社
• 発売年月日: 2006/10/13
• JAN: 9784062755467

商品レビュー

2022/06/19

序章からミスリードを誘う展開であるが、蓋を開けてみたら犯人に捻りもなく解決する。途中、森村誠一の「人間の証明」の話題や温泉地紹介がはさまれるが、個人的にはその内容はもう少しコンパクトに収め、登場人物の背景をもっと膨らまして欲しかった。
以前読んだときと感じ方が異なっており、若干残念な感じが残る読了感であった。

2009/09/15

志垣警部＆和久井刑事シリーズ
　いきなり離婚を突き付けられた志垣警部。家族再生のために温泉旅行に。そこで起きた殺人事件。発見者は妻。被害者の身元が分かるものをわざと置いた犯人心理。

　２００９年９月１５日再読

2007/01/26

新規購入ではなく、積読状態のもの
2011/6/1〜6/2
お馴染み、志垣警部の温泉殺人シリーズ。
家族サービスも顧みず、仕事に精を出す志垣警部が、突然妻の素子から離婚を切り出される。慌てた志垣は休暇をとって、家族で温泉旅行に出かけることに。嫌がる家族を何とか説得力して、森村誠一の人間の証明で有名になった霧積温泉の宿に宿泊した。翌日ハイキングに出かけた途中、全裸の女性死体を見つける。果たして犯人は？

相変わらずの軽いノリのミステリ。トリックには目新しさは感じないが、そんなことは良いのだ。志垣警部のキャラを味わえば。