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戦車戦入門 世界篇 シャーマン対ティーゲル 光人社NF文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光人社/光人社 |
| 発売年月日 | 2006/10/13 |
| JAN | 9784769822301 |
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戦車戦入門 世界篇
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戦車戦入門 世界篇
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機関銃の登場により泥沼の塹壕戦が主体となった第一次世界大戦、その膠着状態を打破すべく、ソンムの戦いにおいて初陣を飾ったマーク4菱形戦車=Tankであるが、その性能はまだしも戦場に与えた影響に関してはあまり語られてこなかったように思う。イープルの戦い以降、イギリス・フランス両軍は盛...
機関銃の登場により泥沼の塹壕戦が主体となった第一次世界大戦、その膠着状態を打破すべく、ソンムの戦いにおいて初陣を飾ったマーク4菱形戦車=Tankであるが、その性能はまだしも戦場に与えた影響に関してはあまり語られてこなかったように思う。イープルの戦い以降、イギリス・フランス両軍は盛んに新たな戦車を戦場に送りこんでいったが、果たしてその戦果は如何程か。 本書を読む限り、実績はあまり芳しくなかったようである。塹壕を乗り越えるために開発されたにも関わらず、溝に嵌って動けなくなったり、大砲が残した大穴を越えられず足止めを食らうこともあったようだ。雨が降り泥濘が酷くなれば無限軌道は空回りして前に進まなくなる。そもそも歩兵支援を目的としているため機動力は皆無に近い(マーク4に至っては整地で時速4キロ)。おまけに装甲も薄かったため速射砲で簡単に貫けてしまう。結果、上述したトラブルにより動けなくなったところや、編隊を組んで移動している最中にドイツ軍砲兵によって狙い撃ちされ、その殆どの車両が連合軍の先行投資に見合う程の戦果を上げられずに大破し、列をなして戦場に放棄された。 ここまで読んだだけでは、なぜこの兵器がその後の戦場において主流になるのかまったくわからない。フランス軍のフォッシュもその性能に首を傾げた程である。しかしフランス軍はルノーFTから始まり、サンシャモン・シュナイダーと後発の戦車を続々と戦場に送り出し、戦後はルノーFTを各国に売却しつつソミュアR35やB1重戦車を開発した。イギリス・ドイツ含めた各国もこの兵器を研究し新たな車両を送り出し続けた。各国の軍上層部全員に先見の明があったのか、はたまた著者の開示する情報が足りていないのか、その辺りはこれから読む方々の判断に委ねたい。 第二次世界大戦という広範囲で行われた戦闘について全面的に戦車戦をカバーするのは、一般の書籍では不可能に近い。そのため著者は有名な戦闘を省くか簡略に説明するにとどめ、あまり知られていない戦いに焦点を当てて説明を試みている。北アフリカ戦線にドイツが参戦してくる前の段階について私は無知同然だったのだが、英軍のアームストロング巡航戦車Ⅰ型とイタリア軍M13中戦車の戦闘があったとは思いもよらなかった。イタリア軍の戦車の知識はあれど、実際の戦場について思いを巡らせることなどなかったのである。自らの頭の中に構築していた北アフリカ戦線の全体像が更に具体的になった。 チャーチル歩兵戦車の初陣が、ノルマンディー上陸作戦に数年先立つディエップ上陸作戦であったなどまったくもって知らなかった。というかそんな作戦が行われていたことにも驚きである。ドイツ軍戦車砲を跳ね返す脅威の装甲は果たしてキングティーガーと比べてどちらの方が頑丈だったのだろうか。砂浜に足を取られて動けなくなったところを狙い撃ちされ上陸には失敗したものの、この作戦によって明らかになったチャーチルの性能は、その後の作戦において大いに生かされることとなる。 全体を通して見ると、戦車というのはどこの国でも虎の子で、全ての戦場に充分に配備されていなかったことがよくわかる。突撃砲や装甲車しか与えられていない部隊に対して機甲師団が振り向けられる場面が多く見られるが、これはドイツ軍に限ったことではなかった。潤沢な物資を持つアメリカ軍ですらバルジ作戦の際アルデンヌ地区に満足のいく台数を配備できていなかったのである。別の戦場ではティーガーやパンターとの交戦の後に車両を失うことを恐れて前にでない兵士が出てくる始末だった。こうして戦況を俯瞰して改めて考えてみると、防御戦を展開しつつも撃破されたらすぐ車両を放置して逃げることを徹底させたモントゴメリーの戦略は、全軍の中でも突出している。戦争は、豊富な資源をうまく利用できたほうが勝利するのだ。 地雷処理戦車や火炎放射器搭載チャーチルを擁した"変わり者"第七十九機甲師団の活躍、フィンランド軍による陣地構築と大雪によって身動きが取れなくなったT-26などのソ連戦車の数々、ティーガーすら3両破壊してみせた傑作戦車T-34の真の恐ろしさなど、これまで読んできた資料であまり触れられていなかった話題が多く、本当に貴重な資料として楽しませてもらった。同時にもっと戦車の基本性能について学ばなければいけないなと感じた。私自身の知識があまりにも不足している。今度は戦車の性能を細かく解説してくれている資料を読んでみようと思う。 余談になるが、本書にて取り上げられているロンメルやパットンの記述は、誌面の都合もあり仕方ないとは思うがかなりお粗末に感じられた。本書を読んで納得がいかないと思った方は、名作映画『パットン大戦車団』やジョンピムロット『ロンメル語録』を鑑賞したり読むことを強くお勧めする。
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第一次〜第二次世界大戦の有名な戦車戦·戦車の発展の歴史が書かれた本。 図や写真が多く使われており読みやすい。
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