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欲望の森の狼 ファンタスティックラブシリーズ
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欲望の森の狼 ファンタスティックラブシリーズ

アンソニーシュミッツ【著】, 小川美紀【訳】

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欲望の森の狼 ファンタスティックラブシリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ジュリアン/ジュリアン
発売年月日 2006/04/12
JAN 9784902584219

欲望の森の狼

¥110

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2012/08/11

狼の視点から見た「グリム童話」。誰が悪で、誰が善なのか? 学生時代、帯の文言に惹かれ大学生協で衝動買い。 人間の子供を愛していながら、その子供を食いたいという欲望を抑えられない狼。そのせいで群からも追放され、己の業の深さに苦悩する。と、そこにグリム兄弟が現れ、狼の「治療」を買っ...

狼の視点から見た「グリム童話」。誰が悪で、誰が善なのか? 学生時代、帯の文言に惹かれ大学生協で衝動買い。 人間の子供を愛していながら、その子供を食いたいという欲望を抑えられない狼。そのせいで群からも追放され、己の業の深さに苦悩する。と、そこにグリム兄弟が現れ、狼の「治療」を買って出るのだが……。 おとぎ話の中ではとかく悪者にされがちな狼。 暴力や甘言でもって弱者をねじ伏せ陥れ文字通り食い物にするのに長けている割に、最終的には主人公サイドの報復に遭って大変なことになる。勧善懲悪。南無阿弥陀仏。 ってそう考えると判官贔屓っつうか単に捻くれてるだけっつうか一体どんなコンプレックス抱えてんの?っつうか、逆に肩を持ちたくなってしまう私にとっては衝撃の1冊でした。 狂言回し役の魔物、そしてイカしたラストシーンには感動すら覚えます。 ワオーン。

Posted by ブクログ

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