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ベーグル・チームの作戦 岩波少年文庫140
定価 ¥704
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2006/09/15 |
JAN | 9784001141405 |
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ベーグル・チームの作戦
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商品レビュー
4
16件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分も所属する少年野球チームで母親が監督、兄がコーチになる。チームで複雑な立場におかれ、友達関係とかもうまくいくばかりじゃない中で、やけっぱちになりすぎずがんばり、真面目一辺倒ではなくユーモアもありつつ自分の中の正義をちゃんと貫こうとする主人公の子にとても好感持てた。子供の一人の時間や領域を持つことを当然と認めるお母さんのスタンスも見習いたいと思った。
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ユダヤ系アメリカ人の文化を垣間見ることができる。 このお母さん、堂々としていて、フラットで、ユーモアもあって、理想的だなぁ…。 古いけどたくさんの学びがある本。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ママが監督、兄さんがコーチ、僕の立場は? ユダヤ人の少年マークは、突然母が自分の野球チームの監督になったことを知らされる。母は兄スペンサーをコーチに迎え、マークは「母と息子」「監督と選手」だけでなく「兄と弟」「コーチと選手」の難しい立場に一苦労。仲の良かったハーシュはバリーと仲良くしており、マークはこの関係にも戸惑う。しかし迷い悩み立ち止まりながらも、マークはひとつひとつ前進していき、大きな決断を下すのだった。 身内が監督とコーチであるために、自分の評価が低いことを知ってしまう。その時マークは自主練習をする。上手になってからは贔屓されていると思われないように、誉めてくれない母や兄の立場を理解する。また母の監督としての手腕を評価する口振りもいっぱしのもの。周囲をよく見て、不必要に相手のメンツを潰さないように口をつぐんだり、私怨で人のチャンスを奪わない態度だけでなく、大事な試合における反則行為を適切な時に告げることができたのも素晴らしい。実に賢い少年である。 そのマークを育てたのだから、ベーグル母さんも立派なもの。チームの一人ひとりを確実に成長させ、勝てるように導いていく。その目的は負けっぱなしで負け犬にならないように、負けて諦める根性なしにならないように、と。監督としてだけでなく、母として思春期を迎える息子のプライバシーを尊重することも知っている。勝利は2番目、1番は一生懸命にやることという大切な試合で起きた事件への対処も見事。 カニグズバーグ作品の登場人物は、知恵のある子どもの主人公が多い、そしてその態度や言動によって一人前に扱われることが多いと感じる。そこが憧れと感じる人には魅力的な物語である。
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