エンジェル・ウィスパー

山科千晶【著】

• 販売会社／発売会社: メディアワークス/角川書店
• 発売年月日: 2006/04/30
• JAN: 9784840233996

商品レビュー

2012/11/29

Amazonに誰もレビューを書いていないので、長い間躊躇していた。
しかしそれとは裏腹にとても面白かった。
最近のラノベにありがちな過剰なまでの『萌え』が大嫌いなので、それと正反対の位置にあるこの物語は読み進める手が止まらなかった。
この作家の他の作品が気になる。

2010/03/09

終わり方に納得がいかなかった。尻切れトンボと思った記憶がある。
途中までは面白かった分、余計に残念。

2010/01/21

長男が女の人を庇ってホームから転落事故死したのは二年前のこと。美談と騒がれ好奇と悪意の眼に晒された次男の鷹次は鬱屈した思いを抱えていた。引っ越してきた父の故郷には天女伝説があり、今だ昔の風習を色濃く残す神社で、口のきけない少女の巫女と出会う。

やはり兄の事故以来、ますます内向的になっていた末弟の純也が失踪する。一枚の絵と、謎の言葉を残して。

自殺サイトで囁かれる向精神薬。謎を追う鷹次に届く奇妙なメール。

「エンジェル・ウィスパー」の正体とは？

う～ん・・・なんと言えばよいのか。伝説やら超能力まがいの力だとかを、ウイルスや薬などで現実味を持たせようと説明すればするほどにうそ臭くなるというか・・最後まで入って行けなかった。なんか中途半端かなぁ？どっちつかずみたいな感じで。もっと潔ければ荒唐無稽でも、多少の無理があってもいいのに。

それに内面もキーになってるにしては掘り下げ方が足りないかな。全体的に浅い感じがして物足りなかったです。