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日本語を生かすメリハリ読み! 漱石で学ぶ「和」の朗読法

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商品詳細
内容紹介 | //付属品~CD1枚付 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 春秋社/春秋社 |
発売年月日 | 2006/08/30 |
JAN | 9784393436288 |
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日本語を生かすメリハリ読み!
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マルチな才能を持つ能楽師、安田登さんの著書。丸善の松丸本舗に陳列されていて思わず手にした本。 ・日本の古典芸能では、文の前半よりも後半を強調する(本書では、前半をメリ(ハッて)後半をハリ(さらにハル)でよむ、としている)。例は、桃太郎。ーあるところにおじいさんとおばあさんがいましたー) ・“緩急と間”も重要。とくに間は魔ともされ、間がもつ怖さと緊張感、ゆえに聴衆を引き寄せる力がある ・西洋音楽は楽音と騒音を区別する。東洋音楽ではわざと「きたない音」を出す構造になっている。びわや三味線には「さわり」というノイズを含んだ音を出す構造物がある。能管はさらに顕著で音を狂わせたり、出にくくさせる構造物がある。なにか触れてはいけないものに触れる、超現実劇なものに触れる、のがさわりではないかと、本書は説く。(語りという異界を扱う芸能には不可欠とも) など、日本語や古典芸能を理解する解説書でもある。こどもに本を読み聞かせするのにも参考になるのかも。。
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