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ECO・MIND 環境の教科書
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ECO・MIND 環境の教科書

竹田恒泰【著】

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ECO・MIND 環境の教科書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ベストブック/ベストブック
発売年月日 2006/09/25
JAN 9784831400956

ECO・MIND

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商品レビュー

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2013/03/20
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チェック項目16箇所。1945年から1993年までの間だけで、軍人で730万人、民間人で3,300万人から4,000万人が命を落とし、1945年から1993年までに世界中で勃発した戦争・内戦の数は、150から160にのぼるとしている、第二次世界大戦では49カ国が戦闘に参加し、民間人含む総戦死者がおよそ6,000万人であった。戦争が正当化されるということは同時に、一定の環境破壊を許すことに他ならない。酵母菌はワインに含まれる糖分を食べて、オシッコをするのだが、そのオシッコこそがアルコールであり、我々がほろ酔い加減でワインを飲んでいるということは、それは酵母菌のオシッコに酔っていることにほかならない。辛口ワインは「資源の枯渇」によって自滅した結果であり、甘口ワインは「(廃棄物の)捨て場の枯渇」つまり環境汚染によって自滅した結果なのである、この酵母菌の運命と同じ運命を巡ろうとしているのが、我々人類であると既に気付いた人は多いことだろう。産業革命を経て、経済的成長に最大の関心を持つ時代に入り、人類は急速に活動規模を拡大してきた、その結果、「資源」と「捨て場」が有限であることに気付かされ、成長の限界が見え始めてきたのである。人間は毒物、不要な物質を廃棄物として体外に排出することで健康な体を保てるのである、人は排泄できなくなったときに息を引き取るのだ、つまり捨て場が枯渇するということは、人間の営みが破綻することを意味する。普通の飛行機でマッハ(音速)1前後である、だが地球を飛び出すと宇宙には空気がないため空気抵抗がない、一旦動き始めると燃料を使わずにその速度を維持することができる、つまり、燃料を燃やしている間は加速し続けるので、理論的には光の速度に限りなく到達することが可能である。まだ植物が十分に進化していない太古の大昔、五大陸がまだ一つの大陸だった時代には600種類のゴキブリが存在しており、その当時、地球上の昆虫の約40%はゴキブリだったと考えられている。ヒトの体重が10kg増えるためには、実に何十万匹に及ぶカタクチイワシ、そして1,000tを超える植物性プランクトンが犠牲になっているのであり、幾多の動物の命を消耗させた結果なのだ、「食べ物を粗末にしてはいけない」とはそういう意味なのである。動物の中でも最も盛りに栄養分を運ぶことができ、まさに「飛び道具」なのだ、そして鳥の死体も栄養分の固まりであるから、死ぬことによっても海の栄養分を森に還す働きをする。我々も1億匹の精子の1匹が、たった一つしかない卵子と結びついた結果、今こうして生きている、一番最初に卵子に到着したエリート精子は卵子の膜に頭を打ち付けて命を落とす、後の方からゆっくり泳いできた精子と受精するのである、その精子は落ちこぼれであり、決してエリートではない、ただ一つ確実にいえるのは、1億匹の精子の中で最も運があったということであろうか、人間は皆落ちこぼれなのだ。歴史的にも人類は背の高い建物を建てたがる傾向にあった、天に近づきたいという気持ちや防衛上の必要性、理由は様々であったとしても人間は上に向かう本能を持ち合わせているようだ。食料を海外に依存している状態は、生命線を外国に握られていることを意味する。安全装置が存在すること自体が科学の限界を示しているといえよう。ハイヒールは背を高くみせるための道具ではなく、ウンコを避けるための道具であったからである。シルクハットは日よけのための帽子ではない、ウンコを避けるための帽子なのだ。マナーとしてもステッキは地面につきながら持ってはいけないとされている、若者もこのステッキを持ち歩くことになっていることからしても、腰痛対策用ではないことは明らかである。当時の江戸で、街なかに人糞が落ちていないのは誰かが犠牲になってボランティアで集めていたからではなく、人糞は資源として価値があるために、儲かるから回収されていたという点である。

Posted by ブクログ

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