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ダーウィンの足跡を訪ねて 集英社新書ヴィジュアル版
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ダーウィンの足跡を訪ねて 集英社新書ヴィジュアル版

長谷川眞理子【著】

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ダーウィンの足跡を訪ねて 集英社新書ヴィジュアル版

定価 ¥1,045

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2006/08/12
JAN 9784087203554

ダーウィンの足跡を訪ねて

¥220

商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

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2025/10/10

2006年刊。ダーウィン周遊。ヴィジュアル版だけあって、写真が満載。クレジットのある少数の写真を除き、ほかはすべて自家製。 ダーウィンがどんなところでどう生きたか。そこに行ってみる。生まれ育ったシュルーズベリに始まり、学生時代を送ったエジンバラとケンブリッジ、そしてビーグル号での...

2006年刊。ダーウィン周遊。ヴィジュアル版だけあって、写真が満載。クレジットのある少数の写真を除き、ほかはすべて自家製。 ダーウィンがどんなところでどう生きたか。そこに行ってみる。生まれ育ったシュルーズベリに始まり、学生時代を送ったエジンバラとケンブリッジ、そしてビーグル号での航海、ガラパゴス諸島、ロンドン、エマとの結婚、ついの住処のダウンハウス、そしてその死まで。 研究や著書、進化論にはさらりとしか触れていない代わりに、ダーウィン周辺の人間関係やエピソードが詳しく書かれている。ダーウィンその人が近くに感じられる。各所の地図付き、旅ガイドとしても読める。

Posted by ブクログ

2015/05/10

ダーウィンの簡単な伝記であり、紀行エッセイでもある。伝記としては掘り下げ方が足りないし、エッセイとして味わい深いとも言えないが、まあそんなに悪くもない。 著者は学者のため自分語りに遠慮があるが、語らなければ進まないため、おずおずと自分を出しているせいだと思う。 あんまり出しすぎな...

ダーウィンの簡単な伝記であり、紀行エッセイでもある。伝記としては掘り下げ方が足りないし、エッセイとして味わい深いとも言えないが、まあそんなに悪くもない。 著者は学者のため自分語りに遠慮があるが、語らなければ進まないため、おずおずと自分を出しているせいだと思う。 あんまり出しすぎなのもいただけないが、もう少し出して良かった。 ダーウィンの著作の内容についてほとんど書かれていないのも残念。 でも、ダーウィンの粘り強く、慎み深い性格が伝わるところは、一重に著者のダーウィンに対する愛ゆえ。 近親婚を気にして遺伝を研究したと知ると、学者も経験が仕事に強く影響するのだということを、改めて考えずにはいられなかった。 研究自体に私情を挟まなくても、研究しながら様々な思いが心に浮かんだだろう。それでも学者として公正であろうとする姿は胸を打つ。

Posted by ブクログ

2015/04/30

美しい本である。著者がダーウィンゆかりの地を訪れ撮影された写真や、地図が豊富に掲載されている。実際に訪れてみたいという誘惑にかられる。ダーウィン自身の著作は読んだことないし(「種の起源」は本棚の肥やしになっている)、自伝なども今までに読んだことがなかった。本書でちょっと感動したエ...

美しい本である。著者がダーウィンゆかりの地を訪れ撮影された写真や、地図が豊富に掲載されている。実際に訪れてみたいという誘惑にかられる。ダーウィン自身の著作は読んだことないし(「種の起源」は本棚の肥やしになっている)、自伝なども今までに読んだことがなかった。本書でちょっと感動したエピソード。ダーウィンが結婚した相手エマは陶器で有名なウェッジウッド家の娘。ダーウィン自身も医者の息子で、結構裕福な生活だった様子。結局、定職に就くことはなく、研究と執筆、そして10人の子育て(うち何人かは早くで亡くなっているが)に一生を費やしたようだ。さて、そのエマ。良家のお嬢様ということで、ショパン本人からピアノを教わっていたというから、これはちょっと感動モノ。「葬送」(平野啓一郎著)を読んで、ショパンがイギリスにわたっていたこともあるということは知っていたけど、こんなところでダーウィンとつながるなんて。こういう新しい発見・感動があるから読書も旅も楽しいのですね。

Posted by ブクログ

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