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国家論のクリティーク
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国家論のクリティーク

イェンスバーテルソン【著】, 小田川大典, 青木裕子, 乙部延剛, 金山準, 五野井郁夫【訳】

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国家論のクリティーク

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2006/08/30
JAN 9784000228664

国家論のクリティーク

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みんなの感想まとめ
  • 国家論批判
  • 多元主義視点
  • マルクス主義分析
  • 市民社会相互依存
  • 国際政治考察
  • 政治学入門
  • 19世紀思想再考
  • 国家必要性再評価
  • 議論のシンプルさ
  • 知的好奇心刺激

国家という概念に対する根源的な問いかけがなされている本書は、国家の必要性やその存在意義を再考させる内容です。著者は国家論の批判を通じて、19世紀からの多元主義者やマルクス主義者の視点を検証し、それぞれの理論の成功と失敗を丹念に読み解いています。国家と市民社会の関係についても、従来の対立構造を否定し、両者が相互に依存し合う関係にあることを示唆しています。また、国際政治と国内政治を分けることの限界についても考察され、国家を絶対視しない姿勢を促します。難解な訳ながらも、議論の内容はシンプルで理解しやすく、政治学や国際関係論の学びを深めるための貴重な一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2017/05/26

国家についての根源的な問いかけ。人間社会にとって国家は必要不可欠のように感じられるが、本当にそうか?歴史地図を見れば分かる通り、国家の領域として色付けされていない場所は数多くある。国家のある所には統治があり、そこには政治があって権力闘争が付きまとう。国家のない社会は果たしてどうか...

国家についての根源的な問いかけ。人間社会にとって国家は必要不可欠のように感じられるが、本当にそうか?歴史地図を見れば分かる通り、国家の領域として色付けされていない場所は数多くある。国家のある所には統治があり、そこには政治があって権力闘争が付きまとう。国家のない社会は果たしてどうか?

Posted by ブクログ

2010/08/09

コペンハーゲン大学の政治学部(国際関係論)、イェンス・バーテルソン教授による、国家論の本。訳は非常に難解だが、議論の内容はシンプルなので、意味はとりやすい。 国際関係論の教授が、そのフィールドの前提とする国家自体に疑問を投げかけることは非常に珍しい。教授は、国家というものについて...

コペンハーゲン大学の政治学部(国際関係論)、イェンス・バーテルソン教授による、国家論の本。訳は非常に難解だが、議論の内容はシンプルなので、意味はとりやすい。 国際関係論の教授が、そのフィールドの前提とする国家自体に疑問を投げかけることは非常に珍しい。教授は、国家というものについて19世紀から投げかけられた批判をひとつずつ検証していき、それぞれの理論の説明が、何に成功し、何に失敗したのかを丹念に読み解いていく。 政治学が国家というものを前提にすることで成立しているのに対して、歴史学は、今の国家が偶然的なものであり、必然ではないことを歴史的文脈の中で説明している。そのため、両者は基本的に相いれない。 19世紀に入り、国家という概念に対して、2つの派が疑問を投げかけた。多元主義者とマルクス主義者だ。多元主義者は、国家は社会の様々な構成物のうちのひとつにすぎないという主張で、国家に対して政治学がもつ特殊な意味合いをはぎ取ろうとした。しかし、多元なものがどう秩序づけられているのかを説明できなかった。 マルクス主義者は、国家は中立的な秩序創造体ではなく、資本主義による支配階級の利益誘導体として国家をとらえた。しかし、階級がわかれている中で、なぜ国家という一体性が保持され続けているのかを説明できなかった。 教授は、最終的には国家論を批判しきれずにいることを認めているが、国家と市民社会という対立構造については強く否定し、国家と市民社会というものは、国家という概念を成立させるための裏と表の関係で、市民社会という概念もまた、国家統治機能のために政治学が作り出した概念であるととらえる。同時に、国際関係論が国家を境目にして、国際政治と国内政治に分化することについても非難し、国家というものを正確に定義できずに、両者を区分けし、いたずらに科学的アプローチをもって国際関係を論じることの限界(さらにはナンセンスさ)を論じている。 国家なき統治についてのイメージは依然はっきりしないが、国家という概念を絶対視しない態度の可能性を大いに意識させてくれる本だ。国際関係論、政治学、社会学、行政学を修める方には、ぜひ読んでみてほしい一冊。

Posted by ブクログ

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