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ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟 電撃文庫
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ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟 電撃文庫

上遠野浩平【著】

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ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟 電撃文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メディアワークス/角川書店
発売年月日 2006/04/25
JAN 9784840233842

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ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟

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商品レビュー

3.5

30件のお客様レビュー

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2024/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 作中の須磨貞夫という人物の考えに共感できる部分がありました。  その部分は98ページ、須磨貞夫が学校でホームルームの時間に色々考えているシーン。  (…………)  彼は無言であるが、クラスでは何人かがぼそぼそと教師を無視して話している。その話だって何の切実さもない、どうでもいいような中身のない会話だ。教師もそんな会話など耳に入らないかのように、自分の話を勝手に進めている。  (なんて無駄な、どうでもいい時間だ──)  心の底からうんざりする。こいつら、何が楽しくて生きているんだ、と周囲すべての人間が途方もない愚か者に思えて仕方がなくなっていく。  こんな感じですが、これがマジで自分の経験談にピッタリ当てはまるのです。  教師が話していて、自分はなんとなーく聞き流していて、周りの陽気な奴らが薄っぺらい会話をしている。  こんな場面は、自分の学生時代腐る程ありました。  自分は基本無口で、数少ない友達の前でしか口を開かないので、周りのガヤガヤ喋ってる奴らがうっとおしくて仕方なかったです。  ……と、今作の感想からだいぶそれてしまいました。  話を戻しますと、えー非常に素晴らしい作品でした。  まず神話をテーマにしているところが面白い。  自分は神話について全然分からないのですが、なんか神聖な感じがして、なんか好きです。    あと、須磨貞夫と杉乃浦春海の絆も最高でした。  小学生の時に奇妙な出会いをし、それからも奇妙な関係を続けていく。  最後、二人は儚く炎の中へと消えてしまい、それはとても悲しい、淋しい感じでしたが、それがまた不思議で魅力的でした。    BGM "PICTURES OF YOU" by THE CURE  

Posted by ブクログ

2024/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ18冊目、表紙は世界の敵'sとブギーポップ▲彼女の敵は世界。すべてを焼き尽くしても、なお足りぬ怒りと憎しみ…生きながら冥界にいるのと同じように、心が凍てつき…▼久しぶりに、ブギポがお仕事をして…自動的に湧き出て暴れる話「その人が一番美しい時に、それ以上醜くなる前に殺す」に原点回帰…まさに、イントレランス=不寛容で、会話で丸め込まれなければ、自動的に処理してしまう。相川靖子へのつなぎは蒼衣秋良でしたが改造前の記憶を持つ合成人間が頻出するのかな?二組のカップルが対照的で、泣かせる話でした(2006年)

Posted by ブクログ

2023/09/17

「ブギーポップ」シリーズの第14弾です。 須磨貞夫(すま・さだお)は、統和機構の正体をさぐっている「クレイム・クラブ」の一員として活動しています。彼はそのことを、幼なじみの少女である杉之浦春海(すぎのうら・はるみ)にも秘密にしていました。二人は幼いころに出会い、それ以来春海は貞...

「ブギーポップ」シリーズの第14弾です。 須磨貞夫(すま・さだお)は、統和機構の正体をさぐっている「クレイム・クラブ」の一員として活動しています。彼はそのことを、幼なじみの少女である杉之浦春海(すぎのうら・はるみ)にも秘密にしていました。二人は幼いころに出会い、それ以来春海は貞夫のことを慕っていましたが、彼女のほうも、触れたものを燃やす力をもっているということを、貞夫にかくしていました。 「クレイム・クラブ」には、統和機構の相川靖子(あいかわ・やすこ)が入り込んでおり、さらに春海の能力が発動するのにともなってブギーポップもすがたを見せることになります。こうして、さまざまな勢力が摩擦を引き起こすなかで、貞夫と春海はおたがいのことを想い、二人の身にせまる危険からおたがいのことを守ろうとします。 とくに本編ストーリーというべきものはなく、このところ、ブギーポップや統和機構のさまざまな活動のなかに放り込まれた少年と少女の物語といった印象のストーリーが多いように感じます。本シリーズの世界観の全体像がやがて明かされることを期待するよりも、各巻で登場するキャラクターたちが織り成す趣向をたのしむべきなのかもしれません。

Posted by ブクログ

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