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樹霊 ミステリ・フロンティア
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社/東京創元社 |
発売年月日 | 2006/08/31 |
JAN | 9784488017279 |
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樹霊
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商品レビュー
3.1
10件のお客様レビュー
序章にある、アイヌの神がシサムの行いに怒って鉄槌を下す、そんなファンタジーを想像していたら、実際はミステリーだった。自分としては、大木が天から降り注いで人々を懲らしめる方が好きなんですが、鳶さんの見事な推理も面白かった。
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九州大学理学部生物科って石持浅海と同じじゃん、と思って、動機も凄く石持的で……このスケールのでかさ(はたから見たら何で?って思うかもしれないけれど)は結構好きだな、と思う。もしかして九州大学理学部は皆こんな感じなのか?と少し嬉しくなる。 夏海は男だと思っていたので、女と分かった時...
九州大学理学部生物科って石持浅海と同じじゃん、と思って、動機も凄く石持的で……このスケールのでかさ(はたから見たら何で?って思うかもしれないけれど)は結構好きだな、と思う。もしかして九州大学理学部は皆こんな感じなのか?と少し嬉しくなる。 夏海は男だと思っていたので、女と分かった時はビックリした。こういうところも若干石持浅海っぽいな、と笑った。 ただし文章や話運びは石持氏とはまったく違う。 そして、スケールがでかいのは動機だけかもしれない。 「木が動く」という事件から、もっと壮大でインパクトのある話を想像していたのだが、「地滑りしたミズナラ」「誰かが動かしたナナカマド」と実際は案外絵にならない地味さ加減。 鳶山の推理も、拍手してべた褒めするほどでもないような気がする。本格物に慣れている読者はあまり期待しない方がいいかもしれない。 事件現場の状況を想像するのが難しく、何度も文章と地図を突き合わせて考えた。その徒労分の驚きはなかった、というのが正直な感想。 解答編はもうちょっと整理してから書いて欲しい。ごちゃごちゃしていて「あっ!」という感覚がない。 どちらかというと、印象に残ったのは推理よりも鳶山の蘊蓄。「けんもほろろ」の語源は広辞苑では『「けん」も「ほろろ」もキジの鳴き声』と書いてあるのだが、それは大嘘で、辞書を作る人間は観察せず文献を引用するだけだからこんなミスが起こる、と鳶山は言っている。 そうか、辞書にも間違いがあるのか、鵜呑みはよくないな、と思った次第。
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観察者・鳶山シリーズ。今度の舞台は北海道。 「木が動く」という事件が立て続けに起きる…この設定だけで好き。 失踪事件、首切断死体、墜落死体、毒殺死体とミステリ要素も盛りだくさん。 鳥飼否宇さんは、田舎の自然を描くのが持ち味なのか。このシリーズは作品全体の雰囲気が好み。
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