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海潮音 上田敏訳詩集 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2006/09/01 |
JAN | 9784101194011 |
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海潮音
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商品レビュー
4.3
26件のお客様レビュー
文学史でも重要な詩集…
文学史でも重要な詩集「海潮音」。翻訳詩の良さをしみじみと感じました。
文庫OFF
上田敏(1874-1916) 東京大学英文科に学び、小泉八雲らに師事。モーパッサン、ツルゲーネフらの翻訳を収めた美文集『みをつくし』を刊行後、1903年夏目漱石と共に東大講師となる。フランス象徴派・高踏派の訳詩を発表、1905年にそれらをまとめ序を付した訳詩集『海潮音』を刊行する...
上田敏(1874-1916) 東京大学英文科に学び、小泉八雲らに師事。モーパッサン、ツルゲーネフらの翻訳を収めた美文集『みをつくし』を刊行後、1903年夏目漱石と共に東大講師となる。フランス象徴派・高踏派の訳詩を発表、1905年にそれらをまとめ序を付した訳詩集『海潮音』を刊行する。森鴎外、永井荷風、北原白秋らと交遊し、詩作、翻訳、評論等に活躍した。
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【まとめ】 ・訳詩の特徴: 七五調の適用 ・翻訳の目的: 翻訳をつうじた国文学の改善、文学に対する日本人の啓蒙 ・本書の歴史的な意義: 日本の詩壇にはじめて象徴詩をもたらした 【感想】 日本の近代詩にひとつの画期をもたらした点で重要な作品なのだろうとは思う。でもあいにく私は古語...
【まとめ】 ・訳詩の特徴: 七五調の適用 ・翻訳の目的: 翻訳をつうじた国文学の改善、文学に対する日本人の啓蒙 ・本書の歴史的な意義: 日本の詩壇にはじめて象徴詩をもたらした 【感想】 日本の近代詩にひとつの画期をもたらした点で重要な作品なのだろうとは思う。でもあいにく私は古語の感性に乏しく、現代語の枠内でしか鑑賞できないので、この訳詩集の特徴である、西欧近代詩が日本の七五調にあわさる響きの妙をうまく味わえず、読んでも字面が素通りするだけだった。高校の古文が好きな人ならもっと感動があるのかな、と思った。
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