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アラトリステ(2) 異教の血
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アラトリステ(2) 異教の血

アルトゥーロペレス=レベルテ【著】, レトラ【訳】

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アラトリステ(2) 異教の血

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 インロック/インロック
発売年月日 2006/10/02
JAN 9784900405110

アラトリステ(2)

¥385

商品レビュー

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2007/08/13

アラトリステは今のところ?まで読んで今?に取り掛かり中なのですが(他の本の合間や仕事の合間だと進みが遅い)、やっぱり面白い。 一巻は、「それだけで終わっても大丈夫」的冒険活劇の要素が多かったのですが、二巻目はよりスペインの闇を色濃く描き出していて、冒険活劇というには異色だと思う...

アラトリステは今のところ?まで読んで今?に取り掛かり中なのですが(他の本の合間や仕事の合間だと進みが遅い)、やっぱり面白い。 一巻は、「それだけで終わっても大丈夫」的冒険活劇の要素が多かったのですが、二巻目はよりスペインの闇を色濃く描き出していて、冒険活劇というには異色だと思うのですが、読み応えがある。 異端審問。 これはスペインというよりヨーロッパの闇だと思うのですが、これの悲劇は本当に大したものだったと思う。正義と宗教の名の下に一度疑いをかけられたら逃れようのない暗黒だしね。 奇妙に公平な面もあり、差別もあり、それら全てを包含して絶望と義務と恋が捨てがたい。 イニゴというのが語り手の少年ですが、彼はアラトリステに代表されるフェリペ2世時代のスペイン軍人をフェリペ4世時代の人間として描くのに非常のよく描かれていると思う。 単なる語り手としての位置しか持ち得ないなら、彼の語る言葉ももっと薄っぺらくしか感じられなかったろうし、彼自身に歴史と厚みを与えることで、描き出せる事柄が増えているように思えます。 っていうか、ものすごくミーハーなことを言えば、悪魔のようなアンヘリカちゃんがとてもお気に入りだ。

Posted by ブクログ

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