商品レビュー
3.7
419件のお客様レビュー
よく出来てる
キャラクター設定に工夫があり、平凡な場面でも飽きることなく読み進めることができる。二つの事件、犯人の絡みも無理なく設定されていて、よくできてるなー、という読後感。
平塚 泰司
シリーズ第2弾
『誰か』に続き、杉村が主人公のシリーズ第2弾。 読み終えた後、じんわりと身体に残る恐怖は、まさに「毒」のようで。幾重にも重なる「毒」を暗示させるタイトルの秀逸さは勿論、相変わらずの精緻な描写が光る名作。
abtm
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
先週読み終わった『誰か』の主人公杉村三郎のシリーズ2作目ということで早速読んでみた。 宮部調にすっかり慣れてしまい、グイグイと久しぶりの勢いで読み終わった。 青酸カリを使った4つの連続殺人事件。 2つは同一犯、1つは自殺で、もう1つが杉村がからむ事件。それと並行に杉村の同僚が起こすトラブル、事件。 社会の毒を盛られてしまったと言える不幸な境遇の2人が犯罪を起こした。 繋がっていないはずの2つの事件を「毒」で繋げるのは面白いのだが、登場人物が多すぎる気がしたこと、わざとらしいエピソードが多めだったことが残念だ。そのせいか、消化不良気味の後味で、あ!という驚きもないまま終わってしまった。残念だ。 「人は皆、幸せの最中にあるよりも、これから幸せがやってくるという確信と期待に満ちたひと時をこそ望むものではあるまいか」
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