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きゅうりさんあぶないよ 幼児絵本シリーズ

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 福音館書店/福音館書店 |
発売年月日 | 1998/11/10 |
JAN | 9784834015560 |
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きゅうりさんあぶないよ
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商品レビュー
4
26件のお客様レビュー
音楽を愛するスズキコージさんの魅力がいっぱい詰まった、自分自身を信じて、それを貫くことの清々しさを教えてくれるが、絵本としては何故かそれが面白くなる点に、コージさんでなければ作れない絵本ならではの醍醐味を感じられた。 一見分かりづらい表紙の絵は、読み終えた後で見ると、「きゅ...
音楽を愛するスズキコージさんの魅力がいっぱい詰まった、自分自身を信じて、それを貫くことの清々しさを教えてくれるが、絵本としては何故かそれが面白くなる点に、コージさんでなければ作れない絵本ならではの醍醐味を感じられた。 一見分かりづらい表紙の絵は、読み終えた後で見ると、「きゅうりさん」が家から出掛ける場面であることが分かり、扉絵は見た目では判断しづらい、きゅうりさんの大まかな年齢を表しているのだろうか? 様々な色彩に囲まれて混沌とした賑やかな絵の中、最初の見開きでは、どこかを目指して歩いているきゅうりさんに、くまさんが優しく忠告してくれた。 『きゅうりさん そっちへいったら あぶないよ ねずみがでるから』 なるほど、ねずみに囓られることを心配してくれているのだなと感じながらも、私が注目したのは、くまさんが帽子を両手に捧げ持つような姿勢だった。 次の見開きで、今度はしかさんが、きゅうりさんに優しく忠告してくれた。 『きゅうりさん そっちへいったら あぶないよ ねずみがでるから』 そして、その次の見開きでは・・・って、もう書きませんが、その展開は以前読んだ『おばけドライブ』を思い出させるような、先に進めば進むほど癖になる面白さがありながらも、こちらの方がよりシンプルである分、ストレートに刺さるものがあった。 それは何度も忠告されながら、構わず前に突き進む、きゅうりさんの真意が謎に包まれた点にあり、そこを限られた文章と絵だけで感じ取るのが面白くて、子どもによって反応はそれぞれだとは思うのだけれども、少なくとも皆から呼びかけられた回数を重ねる度に、独特なオーラの輝きが増したように感じられたのは不思議だなと思いつつ、それはきゅうりさんの見た目が、さり気なく変化していく影響もあることに気付くと、同じ文章の中で、きゅうりさんだけがどんどん変わり続けていくような面白さがありつつ、しかもその変化の一つ一つには皆の優しさが込められているのだと思うと、シュールな光景なのに、そこには温かみもあるような、それこそがコージさん自身の魅力なのだろうと感じながら、そのままでは終わらないところに絵本としての完成度の高さもあるのだと思う。 そして裏表紙を見ると、こうして皆から愛され慕われる伝説の英雄は誕生したのであった、というストーリーの裏テーマを感じ取れる・・・のかもしれない。
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4y7m 数ある絵本の中から「きゅうりさん!」と迷わず手に取った一冊。園で読んでもらったらしい。 ゴッホのように勢いがある絵で、セリフは皆同じなのに引き込まれる展開。 ねずみに出会う危険を省みず(忠告をものともせず)前進するきゅうり。恐れや不安のない様子が痛快だった。 「これあげ...
4y7m 数ある絵本の中から「きゅうりさん!」と迷わず手に取った一冊。園で読んでもらったらしい。 ゴッホのように勢いがある絵で、セリフは皆同じなのに引き込まれる展開。 ねずみに出会う危険を省みず(忠告をものともせず)前進するきゅうり。恐れや不安のない様子が痛快だった。 「これあげるんだよ」と、きゅうりにプレゼントをあげる親切な動物たちに子供は注目していた。 素敵な絵本の読み方を教えてくれている園には感謝しかない クリスマス直前の肌寒い快晴の日曜日、 お散歩先の光差し込むキッズコーナーにて
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表紙のきゅうりさんが可愛くて手にとりました! 表情がとってもキュートです。 読んでビックリ! めっちゃ良いお話じゃないですか!?泣 きゅうりさんってば、あぶないよってみんなが忠告してくれるのに、ドンドン行ってしまうのです。 ちょっと頭の足りないきゅうりさんです。 でも、行きた...
表紙のきゅうりさんが可愛くて手にとりました! 表情がとってもキュートです。 読んでビックリ! めっちゃ良いお話じゃないですか!?泣 きゅうりさんってば、あぶないよってみんなが忠告してくれるのに、ドンドン行ってしまうのです。 ちょっと頭の足りないきゅうりさんです。 でも、行きたい気持ちが強くて、生命力あふれるきゅうりさんです。 そんなきゅうりさんに、みんなは自分の大事なものを少しずつあげる。(そんなものまであげちゃって良いの?ってものまで!) そのおかげで、きゅうりさんは見事に危機を乗り越える!! みんなが、きゅうりくん、じゃなくて、きゅうりさん、と呼ぶところが、きゅうりさんを尊重する感じがあって良いです。 危ないよ!と教えてあげて、 行くのを止めさせるんじゃなくて、 きゅうりさんの力になるように、自分たちの力を貸してあげる。 すてき!! 私もみんなを見習いたいです。 「エンソくんきしゃにのる」も、とても良い雰囲気の絵本で好きになりましたが、こちらのお話もとても良くて、私はすっかり作者のファンです!!
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