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ユメミザクラの木の下で こそあどの森の物語4
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 理論社/理論社 |
発売年月日 | 1998/12/16 |
JAN | 9784652006146 |
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ユメミザクラの木の下で
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商品レビュー
4.3
27件のお客様レビュー
こどもらしい遊びを経験しないまま育ってきたスキッパー。 本からの知識はあるけれど「かくれんぼ」ってそんなにわくわくするものなのかな? と疑問に思っているというのは、一見変わった子のようでいて、実は現代っ子にはありがちなこと。花で冠を編んだことのない子、ターザンごっこしたことない子...
こどもらしい遊びを経験しないまま育ってきたスキッパー。 本からの知識はあるけれど「かくれんぼ」ってそんなにわくわくするものなのかな? と疑問に思っているというのは、一見変わった子のようでいて、実は現代っ子にはありがちなこと。花で冠を編んだことのない子、ターザンごっこしたことない子なんてめずらしくないはず。 この本ではそんなスキッパーとともに、開放感や達成感でわくわくする気持ちや、狐につままれたようなかくれんぼを体験できる。春の森に散歩に出かけたスキッパーは、見知らぬ子どもたちにであう。すぐうちとけて遊びに興じるも、ふとしたときに子どもたちは消えてしまう。 同じ頃、森の大人たちは不思議な言い伝えをもつ「ユメミザクラ」らしきみごとなさくらの木を発見し、その下でお花見をしているが・・・夢か現か、こどもたちはなぜ現れ、消えたのか、伝えられた物語の切なさと恐ろしさ。 こそあどの森らしくあたたかく、桜の季節らしくちょっとあやうい、夢幻の物語。 (2010年10日10日、MIXI日記) 2024.4.23市立図書館 ひさびさに読み返したくなった。本棚にあるのはわかっているのだが、その本棚にたどりつくのが難しいので、手っ取り早く図書館で借りてきてしまった。 展開を知っていて読むので最初からなんだか切ない。スミレさんとトワイエさんの会話から察するに、ちょっと大人びたところがあるスキッパーだけど実は心の底で子どもらしい遊びの時間を共有できるなかまを強く望んでいて、その願いとふしぎな蜜酒の合わせ技が森の大人たちの幼かりし姿を呼んだということか。人の想いを受け止めて何十年かにいちどだけ渾身の力で花を咲かせる木・・・どこにもないとは言い切れない気になってくる。 スミレさん、好きだなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子供の頃に図書室で借りてすごく良かったのを思い出し、また読んでみました。 当時は大人にも子どもの時があったというのを頭ではわかっていても、実感はできていませんでした。なので、子ども時代の大人たちと遊ぶ、というこの話がすごく不思議で魔法のように思えたのです。 だから、最後に魔法の力を使い切ったユメミザクラが散るシーンで鳥肌が立つほど感動しました。 大人になった今は当時とはちがい、「あぁ、いい話だな」くらいの感想を抱くようになってしまいました。子どもの時に読めてよかったと改めて思いました。
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不思議なお話。 大人になってから読み返すと、子どもの頃に戻ってワクワクすることをやってみたいなぁと思い返しました。 スミレさんのような、子どもの頃にしかわからなかった不思議な感覚を忘れたくないと思いました。
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