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西遊記(訳:中野美代子)(9) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/岩波書店 |
発売年月日 | 2005/06/16 |
JAN | 9784003202098 |
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西遊記(訳:中野美代子)(9)
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
十四年も旅をしていた…
十四年も旅をしていたなんてすごいですよね。それと、作者が複数いたかもしれないという説には、素人目にも納得できる部分が数箇所出てきていました。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1. 鎮海寺で小坊主が失踪する事件があって、陥空山で玄奘に求愛する侘女(地湧夫人、金鼻白毛の鼠精)との戦いになり、李天王やナタに出馬してもらって解決する(第81〜83回) 2. 僧侶を一万人殺害することを誓った王が治める滅法国の話、師弟は馬商人に変装して、通りすぎようとするが、正体を露見しないように長持ちの中に隠れて眠ったところ、山賊に長持ちが盗みだされ、山賊が討伐されて王の前に引き出されるはめに。悟空が先に抜けだして、分身の術で王宮の全員を剃髪してしまった。(第84回) 3. 南山大王との戦い。分瓣梅花の計(偽物による分断作戦)で三蔵をさらわれ、取り返しに行くが、妖怪たちがもう三蔵を食べてしまったとニセの生首まで差し出す。弟子達は師の墓までつくる。悟空の潜入作戦で、三蔵と木こりを救出する。南山大王は豹の精だった。木こりと八十三歳の母は再会し、食事の礼をうけて、もうすぐ天竺国に着くことが告げられる(第85回〜第86回) 4.天竺国鳳仙郡の上官という姓の官吏が収める街で、雨乞いをする話。上官が夫婦げんかの腹いせに天地を祭る供え物をひっくり返し、イヌに食わせたために、玉帝が三つのしかけを作って罰していた。悟空がそれを調べ、上官が正道に返って天を拝したので、竜王らが雨をふらす(第87回) 5. 天竺国玉華県の話、ここでは三人の王子が悟空・八戒・悟浄に弟子入りして武芸を習う。三人の武器のコピーをつくろうと外に出しておいたら、豹頭山の黄獅に取られる。ねぐらに押しかけて武器を取り戻し、洞を焼き払うが、黄獅が祖父の九頭獅子をつれて復讐にきて、三蔵、王、王子を連れ去る。悟空が九頭獅子の主人である太乙救苦天尊を連れてきて引き渡す(第88回〜第90回)
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天竺までもう少しなのに、相変わらず妖魔が襲い掛かる。この巻で特に面白かったのは、王のふとした行動から、仏様の怒りを買い、罰として3年間、雨が降らなくなった国のお話でした。悟空が仏様たちに掛け合い、救ってあげるお話。妖魔を退治する話の合間に、こういうちょっと変わったエピソードがある...
天竺までもう少しなのに、相変わらず妖魔が襲い掛かる。この巻で特に面白かったのは、王のふとした行動から、仏様の怒りを買い、罰として3年間、雨が降らなくなった国のお話でした。悟空が仏様たちに掛け合い、救ってあげるお話。妖魔を退治する話の合間に、こういうちょっと変わったエピソードがあるのがまた楽しい。 次が最終巻か。
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