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Woman 女性のからだの不思議(上)
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Woman 女性のからだの不思議(上)

ナタリーアンジェ(著者), 中村桂子(訳者), 桃井緑美子(訳者)

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Woman 女性のからだの不思議(上)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 綜合社/集英社
発売年月日 2005/05/26
JAN 9784777710041

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2019/08/25

科学ジャーナリストの作者。 お腹の中に女の子が宿ったことで、女性の不思議について関心を寄せ本になった。 20周の幼子の卵巣の中には、生まれてもいないのに、250グラムの体内に一生分の卵をすでに抱えている。 胎児期の娘は使い切れないほどの卵を与えられたが、初潮期前に大部分は失われ...

科学ジャーナリストの作者。 お腹の中に女の子が宿ったことで、女性の不思議について関心を寄せ本になった。 20周の幼子の卵巣の中には、生まれてもいないのに、250グラムの体内に一生分の卵をすでに抱えている。 胎児期の娘は使い切れないほどの卵を与えられたが、初潮期前に大部分は失われる。妊娠20週で卵母細胞は600万個から700万個のピーク。次の20週で400万個が死に、思春期までには40万個を残しすべての卵が消えてゆく。 卵の消滅は思春期から中年期の初めまで、ゆっくりと続く。 排卵するのは最大450個。 妊娠して、排卵停止時期が長いともっと少ない。 それなのに、閉経期を迎える頃には、卵巣はほんのわずかしか卵が残らない。 後は体が再利用してしまったのだ。 これは生物の基本原理だ。 生命は贅沢な浪費家、必要以上に材料を持つことができる。 過剰に作っては、余りを削り、捨てるのだ。 脳は大量の細胞の死によって形作られる。 原初ニューロンをあまりあるほど持つプリン体から、溝と回線と結合とからなる組織だった構造に発展し、見覚えのある葉と核になる。 人間の脳の基本構造が出来上がる乳児期には、最初会った脳細胞の90%は死滅し、幸い残った少数の細胞だけが一生働くのだ。 手足の指ができるときにも、指の間の被膜が消える。 さもなければ、私たちは羊膜の水槽から胸ビレと足ビレで這い上がってくることになるだろう。 これも将来を決める方法の一つだ。 なんとも不思議で神秘的な書き出しから始まるこの本は、じっくりと腰を据えて読みたくなる。

Posted by ブクログ

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