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100回泣くこと
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100回泣くこと

中村航(著者)

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100回泣くこと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館/小学館
発売年月日 2005/10/28
JAN 9784093861540

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商品レビュー

3.2

232件のお客様レビュー

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2026/08/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルからわかっていた。 わかっていたけど、犬が死にそうだ、と実家の母親から電話があった。の冒頭の文章でページをめくってしまった。 図書館の駐車場に捨てられていた子犬。 ブックと名付けられたおでこの丸みが可愛らしい彼女。 主人公藤井の胸元からちょこんと顔を出しバイクで河原に行くのが日課だった。 「バイクで帰ってあげなよ」電話口でそう言ったのは三年付き合っている彼女だった。 四年も放置していたバイクを、丁寧に洗車しかからないエンジンを直すために、彼女と二人でベランダで作業をする。 無事に帰省しブックの容態も安定した。 それを聞いて喜ぶ彼女との穏やかな時間、朝のトーストとコーヒー。 二人は来年の結婚に向けて、結婚の練習をする。暮らし始めてしばらくした後、彼女に癌が見つかった。 そして彼女の死。 部屋の何を見ても彼女の痕跡がある、百日酒を飲み泥酔し泣いて過ごす日々。 二年の月日が経ちようやく表面上は日常に戻った時にブックが亡くなった。 ブックはあれから三年間ゆっくり生きた。1日少しだけ動きほんの少しの餌を食べ、そして大好きな母親の膝の上に抱かれながら眠るように逝った。 まさか2つの死が来るとは。 ダメだ。わかっていたけど、ダメだと思っていた瞬間私の背後から「にゃぁぁぁん」と黒い艶々の身体を押し付けてきた愛猫で堕ちた。 千切れて短くなったしっぽを絡めながらグリーンとアンバーを混ぜたような瞳で私を見てくる。 「置いて逝かないでねぇぇぇぇ。えーんえーん」ととっくにキャットタワーの一番上にいる愛猫に泣きながら訴えていた。 いつか来るであろうその日までこの愚かな飼い主のそばにいて欲しい。

Posted by ブクログ

2026/04/02

懐かしい。。久しぶりに再読しました。 悲しみに寄り添う温かい本でした。。 主人公は本当に心の中で100回以上涙を流したと思います。そんな人の悲しみの先にあるかすかな希望の物語でした

Posted by ブクログ

2026/02/11

これが本屋さんで時々見る中村航の青春小説なのか、読みやすい? と、空き時間に読んでみた。 長く飼っていた愛犬が年老いて死んでいくという。 それを見舞いに行くのに、古いバイクを直して同行してくれる彼女とは、一年間の「練習結婚」をすることに決める。 そして二つの死を見る。 日常...

これが本屋さんで時々見る中村航の青春小説なのか、読みやすい? と、空き時間に読んでみた。 長く飼っていた愛犬が年老いて死んでいくという。 それを見舞いに行くのに、古いバイクを直して同行してくれる彼女とは、一年間の「練習結婚」をすることに決める。 そして二つの死を見る。 日常の中で必ず出会わなければならない死がどんなに悲しく、苦いものか。 別かれていく苦しみにどうして耐えるのか。 胸が詰まる。 だが、わかりやすい言葉ならなお、人生の底はもっと深く、道はバイクで走りすぎるものばかりではなく、一日は重い日々を超えていくこと、そんなことを書き込んで欲しかった。 軽く泣かせる若い小説。こう感じるのはもう青春が遠くなりすぎてしまったのかな。 少し斜めに縫っていくつもりで読んだが。 なんだ直線コースかと思ったとたん、肩が軽くなった。 それで読み方も素直に感動することにしたけれど、この小説は手縫いでなく、さっさとミシンがけした気分。

Posted by ブクログ

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