20世紀アメリカ短篇選(下) 岩波文庫

アンソロジー(著者), フィリップ・ロス(著者), ジョン・バース(著者), ドナルド・バーセルミ(著者), ウラジーミル・ナボコフ(著者), ユードラ・ウェルティ(著者), バーナード・マラマッド(著者), J.D.サリンジャー(著者), トルーマン・カポーティ(著者), カート・ヴォネガット・ジュニア(著者), トルーマン・カポーティ(著者), フラナリー・オコーナー(著者), 大津栄一郎(訳者)

• 内容紹介: 内容:ランス ウラジミ-ル・ナボコフ著. ある記憶 ユ-ドラ・ウェルティ著. ユダヤ鳥 バ-ナ-ド・マラマッド著. 父親になる男 ソ-ル・ベロウ著. 動物園で ジ-ン・スタフォ-ド著. 木・岩・雲 カ-ソン・マッカラ-ズ著. 笑い男 J.D.サリンジャ-著. バ-ンハウス心霊力についてのレポ-ト カ-ト・ヴォネガット・ジュニア著. ミリアム トル-マン・カポ-ティ著. ゼラニュ-ム フラナリ-・オコ-ナ-著. 暗夜海中の旅 ジョン・バ-ス著. 黄金の雨 ドナルド・バ-セルミ著. 別居 ジョン・アップダイク著. たいへん幸福な詩 フィリップ・ロス著
• 販売会社／発売会社: 岩波書店/岩波書店
• 発売年月日: 1999/07/16
• JAN: 9784003233726

商品レビュー

2015/02/12

下巻。
収録されている作家は、上巻同様、大物ばかりなのだが、巻頭にナボコフが置かれているのが印象的。確かにナボコフは最終的に『アメリカの作家』となったが、文学的な傾向としては矢張り欧州に属しているような気がする……。
意外性が高いといえばカート・ヴォネガット・ジュニアもそうか。どちらかというとハヤカワのイメージが強い。

2005/12/13

目次を見たら読んだことのある作品が多かったが、そのどれもが非常に強く印象に残っているものばかりだったので思わず買ってしまった。選者のセンスが光る。アメリカ文学を読んだことが無い人にまず薦めたい一冊。

2005/05/16

本巻には、ナボコフ以下、戦後に活躍した作家たちの作品を収める。現代アメリカを代表する作家たちによって表現された現代アメリカ社会の諸相。