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Lost Tern

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/集英社 |
発売年月日 | 2005/05/24 |
JAN | 9784087813180 |
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Lost Tern
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Lost Tern 本書は「Little Tern」の続編とは言えませんが、別の物語ではありますが前の物語が前置きになっています。 「Little Tern」では、スランプの時の心のありようを示した寓話でしたが、本書では、もう一段成長するためには冒険が必要という寓話と竹蔵には読めました。 主人公のアジサシは、ある嵐の日に自分でもわからない衝動から台風の目に入り、遠くの知らない世界に飛ばされてしまいます。その後に会う、家族を亡くして放浪している年老いた漁師との交流や、冬の厳しい環境を一緒に生き抜いたオオアオサギとの共鳴から、新たな意味を見いだしていきます。 最後に、アジサシは再び新たな知見を得るために旅立っていきますが、その先にはどんな冒険があるのか?そんなことを想像しながら本を閉じました。 同じ世界、同じ環境、同じ人々。冒険を通して、自分のめがねを掛け替えることによって新しいものが見えてくる。でもそれはいつまで探求しても、飽くことがない。 なぜなら、全てのものは変化していくし、自分のめがねも変化していく。その掛け合わせとしての無限の解が存在するから。。。 竹蔵
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リトルターンのコアジサシはなぜか急に飛べなくなったけど、今度のコアジサシは自分の居場所をなくしてしまう。 なぜコアジサシなのか。 ブルックニューマンはコアジサシが好きなんだな。 広い海は一滴の水からなっていて、 一滴の水が海であり、海は一滴の水でもある。 この場所が全体で、全体...
リトルターンのコアジサシはなぜか急に飛べなくなったけど、今度のコアジサシは自分の居場所をなくしてしまう。 なぜコアジサシなのか。 ブルックニューマンはコアジサシが好きなんだな。 広い海は一滴の水からなっていて、 一滴の水が海であり、海は一滴の水でもある。 この場所が全体で、全体はこの場所にある。 地上の命は宇宙の命、宇宙の命は一つの命に宿る。 どこにいようと、そこが自分のホームだ。 命という文字はよく見ると、初めてみた知らない文字のように見えてしまった。何でだろう… 私は日常だけでは生きれない。 アナザースカイが必要だ。 日常とは違う、馴染みのある場所。 リラックスできて、すり減ったパワーを取り戻すことができる場所。 どこにいても、今いる場所が自分の居場所だと思えたらそれはすごいと思う。 禅の「いま、ここ」に集中しろということか。 コアジサシは色々考える性格だけど、「もっと知らない遠くへ飛ばなくてはならない」と感じたのは、 きっと直感だったはずだ。 それは本能なのかもしれない。 私はシンプルに考えたいタイプだから、動きの根拠は直感だけど、それでいいんだろう。 なぜならそれが私だからだ。 生き方は人によって違うのだ。 「迷っている自分も仮の姿ではない」というところは好きだった。 人は完全ではなくて、それでいいのだ。 神ではないのだから。
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現実に手に入らないもののなかにこそ、人生における価値あるものがある 哲学チックな内容だが 案外、私たちは大事なことをどこかに置き去りにしているのかもしれない
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