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現代日本女性詩人85
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現代日本女性詩人85

高橋順子(著者)

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現代日本女性詩人85

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新書館/新書館
発売年月日 2005/03/25
JAN 9784403250835

現代日本女性詩人85

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商品レビュー

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2024/11/16

https://x.com/mineotakamura/status/1856326786126360757?t=CehU7cDwQeYMHWmZ857EhA&s=19 「「詩が分からない」という呟きを見て、すごくいい加減なことを呟くと、たぶん、大岡信編の『現代詩の鑑賞1...

https://x.com/mineotakamura/status/1856326786126360757?t=CehU7cDwQeYMHWmZ857EhA&s=19 「「詩が分からない」という呟きを見て、すごくいい加減なことを呟くと、たぶん、大岡信編の『現代詩の鑑賞101』と高橋順子編の『現代日本女性詩人85』の2冊を通読するだけで、あ、なるほど、と思うんじゃないかと。小説だと2冊読んだだけで読めるようになるとは思わないので、詩のほうが簡単とも言える。」

Posted by ブクログ

2024/04/18

女性詩人のアンソロジーの詩集ですね。 詩人の高橋順子さんが編集された八十五人の詩人が網羅されています。 上段に詩を下段に解説の形で紹介されています。 『生きていくために詩を書かずにいられなくて、そうゆう現代詩の潮流とははずれたところで自己流に書いてきた女性詩人は少なくない。その言...

女性詩人のアンソロジーの詩集ですね。 詩人の高橋順子さんが編集された八十五人の詩人が網羅されています。 上段に詩を下段に解説の形で紹介されています。 『生きていくために詩を書かずにいられなくて、そうゆう現代詩の潮流とははずれたところで自己流に書いてきた女性詩人は少なくない。その言葉は洗練を欠いているかもしれないが、破れそうなほど内圧が高かったり、血をながしていたりする。そういう言葉を私はもう一度聞きたかったのである。』と高橋順子さんは述べられています。 正直、読んでいて女性詩人の方々の力強いエネルギッシュな詩の数々に圧倒されそうになりました。    花かぞえうた           岸田衿子 『あかるい日の歌』   いちごのはなは さくばんは   いちばんぼしの いちみつけ   にわうめのはなは にわにさく   にわのにわとり にげてった      さざんかのはな さいたとき   さむいほっぺた さんりんしゃ   しひらのはなは しろじろと   しなののやまに ちっている   ごまのおはなに ごごのかぜ   ごくぼそけいとで なにあもう   ロダンセのはな むすんだら   六かいのろうかに はしりましょう   なしのはなは ゆきみたい   ないているこは なきやんだ   やぐるまそうの はないくつ   やまのたきぎに さしてある   コクリコのはな けしのはな   ここに こどもが かくれてる   とうもろこしは とおせんぼ   とうさんよんで とおまわり      六月のうた       ーーこどもの絵本のためのエスキス         鈴木ユリイカ           『ビルディングを運ぶ女たち』    だれだ    ドアのむこうの    ひるのおつきさん    だれだ だれだ    かきねの むこうの    あおいあじさいの むこうのへいの    まだらねこの ぴんくのあじさいのあくび    だれだ だれだ    でんせんのうえで ひかるのは    だれだれだ    あまだれ あまだれ    あまだれだれだれだれだ    あまだれのこどもと    あまだれのおばあちゃんと    あまだれのおんなと    あまだれのおとこが    くっついて     みな おちた メルヘン的な詩を二篇のみえらびました。あとはダイナミックな詩編にあふれています。すごいですね、高橋順子さんの言われるように、ほとばしる言葉に感性の血潮をみる想いです。

Posted by ブクログ

2016/05/09

数年前に読んだ。しかし高橋順子さんが、あの車屋さんの奥さんだとは昨日まで全くしらなかった。雨や風のシリーズを出していることは、図書館で知っていたけれど。この本は文字通り女性詩人の作品と解説。一番驚いたのは、人間がどこから、おんなの大事な部位から生まれてくることを書いた詩。でもその...

数年前に読んだ。しかし高橋順子さんが、あの車屋さんの奥さんだとは昨日まで全くしらなかった。雨や風のシリーズを出していることは、図書館で知っていたけれど。この本は文字通り女性詩人の作品と解説。一番驚いたのは、人間がどこから、おんなの大事な部位から生まれてくることを書いた詩。でもその方は、出産の経験がないようだった。。

Posted by ブクログ