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シュクラーン ぼくの友だち 鈴木出版の海外児童文学6この地球を生きる子どもたち
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 鈴木出版/鈴木出版 |
| 発売年月日 | 2005/12/20 |
| JAN | 9784790231622 |

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シュクラーン ぼくの友だち
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
★★★ 読めてよかった 主人公はスペインからイスラエルに越してきたユダヤ人だったが、周囲にいじめられ、なじめずにいた。そんな折、文化の違いからトラブルを起こしてしまった彼を、アラブ人が助け、家まで送り届けてくれた。それからそのアラブ人の少年との交流からイスラエルにおけるユダヤ人...
★★★ 読めてよかった 主人公はスペインからイスラエルに越してきたユダヤ人だったが、周囲にいじめられ、なじめずにいた。そんな折、文化の違いからトラブルを起こしてしまった彼を、アラブ人が助け、家まで送り届けてくれた。それからそのアラブ人の少年との交流からイスラエルにおけるユダヤ人とアラブ人間の格差などの問題に向き合ったり、なんやかんや学校での問題も解決したりといったお話。 同じユダヤ人でありながらも文化や言語が異なるためにコミュニティに溶け込むことができない主人公の問題は、『ユダヤ人』という文脈が無くても共感が持てる内容で面白かった。またイスラエル内での就学・就労におけるユダヤ・アラブ間の格差やそれによる貧困・犯罪の発生など、日本からではなかなか見えない現状に関しても知ることができたのはよかった。 しかしそのいじめ問題にしても、最終的に『主人公の父が医者だった』ことが解決の直接的な要因になっており、問題解決に向けた主人公側のアクションもいじめっ子側のアクションも無いまま、主人公の父がいじめの主犯の治療を行ったために和解が成立したというストーリーだった。そのため私が気になっていた、『思春期の子供が慣れない環境でコミュニティ内で問題を抱えた時、それを自身で解決するためにはどうすべきか』という点について全く解が示されなかったのが物足りなかった。 また、折角ユダヤ人とアラブ人のブロマンスというモチーフがあったのに、それぞれの文化の交流が特に描かれなかったのも不満点だ。例えば、アラブ人の友人はいつも食事は家でとっていると作中で言及される。そのため作中でイスラム教の食事に関する戒律などが触れられるのかと思っていたが、そんなことはなく、彼は昼食に誘われると何も確認することはなく、主人公の母の料理を口にする。 個人的には、モチーフは興味深いものであったにも関わらず、それが表面的なものにとどまり、中途半端なものになってしまっていた惜しい作品だった。
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イスラエル、パレスチナ問題の歴史的背景を知る入り口になりうる本。 浅学の大人にぴったりだった。 友達を大切に思う純粋な気持ちに、胸を打たれた。
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パレスチナ問題は、アメリカを味方に着けたユダヤ人に圧倒的に有利。文学作品を見ても、ホロコーストをテーマにした作品を始めとして、子ども向け、大人向けのものがたくさんある。私も小学生あたりから「あのころはフリードリヒがいた」から始まって、様々なユダヤ人問題を描いた作品やユダヤ人作家の...
パレスチナ問題は、アメリカを味方に着けたユダヤ人に圧倒的に有利。文学作品を見ても、ホロコーストをテーマにした作品を始めとして、子ども向け、大人向けのものがたくさんある。私も小学生あたりから「あのころはフリードリヒがいた」から始まって、様々なユダヤ人問題を描いた作品やユダヤ人作家の作品を読んできた。素晴らしいものが多いが、大人になって、ふと、「アラブ人の書いたものが、ない!」と気づいた。それではだめなのでは。子どもの頃、広島長崎の原爆もの、東京大空襲ものしかなく、日本が加害者であったことを描いた作品はなかった。それはおかしい!と気づいたのは、松谷みよ子が加害者としての日本を描いたからだ。(子ども向けの話。大人向けのものはあった。) パレスチナ問題のアラブ人側の視点で書いた作品、大人はガッサーン・カナファーニーを読めばいいが、子どもはどうするか。 とりあえずドリット・オルガッドを薦める。オルガッドはユダヤ人だが、アラブ人の視点も、現代イスラエルの実状もわかりやすくきちんと書いている。 この本は小学中学年でも読めるような文章だが、大人がざっくり説明してから、高学年で読むのがいいと思う。 オルガッドのようなイスラエル人が増えれば、解決するよ、きっと。
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