2000年間で最大の発明は何か

ジョンブロックマン(著者), 高橋健次(訳者)

• 販売会社／発売会社: 草思社/草思社
• 発売年月日: 1999/12/22
• JAN: 9784794209368

商品レビュー

2021/09/17

いわゆる知識人と呼ばれている108人に「この二千年で最大の発明は何か」とアンケート調査した結果…
百人百様の答えが。
主なものを列挙すれば、インド•アラビア計数法、クラシック音楽、複式簿記、コンピュータ、印刷術、遺伝子工学、微分積分法など、どれもなるほどと思わせる。
中にはひねくれた回答をした人もちらほら。どんな回答かはご自分の目で確かめてください。
最後に、翻訳について一言。全体的に分かりづらい翻訳や差別用語である「片手落ち」が使われるなど編集者の校正責任でもあるので気をつけてね。

2014/10/27

［　内容　］
２０００年を間近に控えて、ネット上に一つの問いが発せられた。
「２０００年間で最大の発明は何か、その理由は？」。
この質問に刺激され、１００人を超える第一線の科学者・思想家からさまざまな回答が寄せられた。
われわれは、なぜ今のような毎日を送ることができるのか、どこへ行こうとしているのか。
発明を通して過去２０００年を振り返り、人類史を問い直す。

［　目次　］
第１部　発明が生活を変えた（印刷機；電動モーター；長距離通信；犂；静電気をつくる機械　ほか）
第２部　発明が思考を変えた（超自然現象を信じないこと；民主主義と社会正義；平等の理念など；特別でないと自覚したこと；アルファベットとレンズ　ほか）

［　問題提起　］

［　結論　］

［　コメント　］

［　読了した日　］

2012/05/26

内容はタイトル通り、2000年間で最大の発明は何か？そしてその理由は？という問いに100人を超える科学者や思想家が語るというものです。
印刷機、犂、大学、消しゴム、ピル、水道、インターネット、原爆、コンピュータ、馬の家畜化、籠、ゲーデルの不完全性定理、旗、特に無し・・・
など実に様々な回答があり、それも何故それなのかというその人の解説を読むとなるほどなと思わされます！
色んな人の考え方が見れるだけでも楽しいです。
それぞれの肩書きも書いてあって、○○学者なのにこれを挙げるのか！とかもあって面白いです。
是非読んでみて下さい！！

ちなみに僕が考える人類最大の発明はやっぱり言語(その中でも特に数学)ですね。
2000年間に限るとなんだろう？
記録装置も広義では2000年よりもはるか前だしなぁ・・・
最大の発明を長年姿形の変わらないものって考えると傘とかかな。