子どもを本好きにする50の方法 +おすすめ本300冊

さくまゆみこ(著者)

• 販売会社／発売会社: 柏書房/柏書房
• 発売年月日: 2004/04/10
• JAN: 9784760124930

商品レビュー

2024/05/07

24年4月再読。
子供に本を読ませよう、というより、読書って楽しいから子供と一緒にもっとたくさん読もう！という気持ちにしてくれる一冊。

本を読んだあとに、知識のテストをしないこと、アニマシオンもほどほどに、とあって納得。

2021/01/24

さくまゆみこさんが好きなので読みました。

私は7学年離れた双子の姉がおり、高校2年生の途中までテレビがなく（記憶にないほど幼いときはあったそう）、講談社の「世界の名作図書館」が棚に並んでいる家庭で育ったせいか、小学校を卒業するまでは、とにかく家にある本や学校で借りた本を読んでいました。強制されたわけでもなく、読み聞かせをしてもらったことも1度もありませんでしたが。
中学に入り、部活を始めたこと、姉が買ってくる漫画を読むようになったことで、読書感想文以外の読書をしなくなってしまいました。
結婚して、夫は私以上の読書家、娘には読み聞かせも毎日しましたが、自然に本好きになっていて、正直「本ばかり読んでないで」と言いたくなることがしょっちゅうでした。息子は小学生までは図書館に行くことを習慣化させていたので借りて読んではいましたが、今思うと「本なら何でもいい」と思っていた自分が残念です。

「本好きにしようと思ってできるものではない」というのが実体験での結論ですが、学校図書館で働くようになり、「読書から遠ざかった子どもたちは、自分で想像し「絵」を浮かびあがらせる力をもつことができなくなってしまうかもしれない」ということを実感しています。

本を読むことの効果もなるほど、と思えました。

以下引用
「本は窓です。窓をあけると、こことは違う風景が広がっています。（中略）
私たちおとなは、子どものまわりに、さまざまな窓を用意しておく必要があります。（中略）
おとなができるのは窓を用意することだけです。窓をあけるのは、子どもたち自身なのですから。」

2018/10/12

本が好きだ、という気持ちが伝わってくる。

とは言え、結局、親が子どもに本を読まそうとしたところで、それがつまらなければ読まないだろうし、面白ければ放っておいても読むだろう。

親として手助けしてあげるとしたら、ハズレの本をできるだけ与えないようにする、ということぐらいだが、それにしたって、当たりも人それぞれなので、あくまでも一般論でしかない。

勉強やしつけに本を使わない、字が読めるようになっても読んであげる、というのは真似したい。

おすすめ本が、本書の約半分を占めており、かつ、分野別、対象時期別に整理されているので、重宝する。

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（目次）
子どもを本好きにする50の方法
(子どもの本で、親子のコミュニケーションを
本は楽しいと思える雰囲気をつくろう
幼い子どもには、寝る前にお話を読んであげる、してあげるのを習慣に
テープやビデオではなく、肉声で ほか)

おすすめ本300冊
(動物(犬/ネコ/クマ、クマのぬいぐるみ/カエル/ウサギ/サル/ブタ/虫/鳥/その他の動物/恐竜/乗り物/木と森/花 ほか)